2016年総評が完成しました。(2017/10/10)

ノミネート作品    

★マーク付が大賞、残りが次点。

★2/3【PSP】対戦チンチロリン(ベストメディア)    

480円。PS Store DL専売ソフト「対戦」シリーズの第5弾で、名前の通りチンチロリン(のみ)が遊べるテーブルゲーム。
内容以前に「そもそもチンチロをゲーム化したって誰得だし、現実でやった方が遥かに面白い」と、購入者に存在そのものを否定された逸材。

  • 説明書がゲームのシステムについて全く説明してくれない上に、そのシステム自体もまともに機能しておらず、あるだけ無駄。
  • プレイヤー(1P)が親スタート固定で、親を飛ばしたり、次の人に譲ったり出来ない。相手を全員持ち点0にするまでゲームが終わらない。
  • CPUのポイントの賭け方が少額で(1人だけ自爆上等の賭け方をするが)、試合が中々動かず、一試合が最長で40分くらいになる。
  • なんと、「1,3,4,6」の出る確率がそれぞれ1/8、「2,5」の出る確率が2/8になっている。サイコロ出目の乱数すら作れないとは驚きを禁じ得ない。

9/29【PSP】ヱヴァンゲリヲン新劇場版 3nd Impact(バンダイナムコゲームス)    

通常版:6280円(DL版も同価格)、サウンドトラックEDITION:8380円、特装版:11530円。「新劇ヱヴァ」を題材にしたリズムアクションゲーム。
エヴァのゲームは基本的に駄作」とファンに認知されているだけあって、本作も遊び応えが低く、ファンアイテムとしての魅力も薄い。

  • 自動演奏や、曲・ムービーだけを視聴する事が出来ない不親切設計で、全体的に操作性が悪く、単調なプレイになりがちで飽きやすい。
  • モードは6つ。音楽に操作が関係ない物エフェクトが過剰で目潰しになっている物ハードだと逆に簡単になる物等、出来の悪い物が多い。
  • ギャラリーの内容が、微妙な出来のキャラ弁、適当に作った感が凄い棒立ちポリゴン画、綾波だけが露骨に多いCGと、突っ込みどころが満載。
  • 一応、曲は全30(アレンジ含めて)とそこそこの数があり、UIとグラの出来は良く、撮り下ろしボイスもある等、評価出来る部分もそれなりにはある。

選外一覧    

3/24【DS】ナナミの教えてEnglish DS ~めざせTOEIC TESTマスター~(メディア・ファイブ)    

3800円。「ナナミの教えてシリーズ」を家庭用にて新たに展開したもので、TOEICテストに向けた勉強ができる萌え系学習ソフト。
問題点や不満点が色々あるものの、知育ソフトとしても恋愛シミュレーションとしても基本的な要素は揃っており、理不尽なバグもない。

  • タッチペンでスペルを書く単語学習で誤認識が多く、特に「l(エル)」と「I(アイ)」に関しては毎回の様に間違える。
  • 公式で書かれていた問題数より少なく(パッケージには正しい数が書いてある)、答えの選択肢の表示順が変化せず、常に固定。
  • 223ページ(4005語)もある単語帳が、検索機能未搭載。本編は3週間で終わる反面、イベント回収条件がかなりシビアで1年掛かる。
  • 全く勉強しなくても、単語帳を開くだけで経験値が稼げる(萌え目当てで買った人への救済目的として機能する裏技とも取れる)。

4/28【PSP】パタポン3(ソニー・コンピュータエンタテインメント)    

UMD版:4980円、DL版:3800円。リズムゲーとシミュレーションを合体させたアクションRPG、「パタポン」シリーズの第3弾。
公式はネットでの対戦・協力プレイを推しているが、エラーが頻発する。クエスト中に起きた場合それまでの経験値は没収される。

  • 通信エラーになると、バグで「クラススキル習得ボーナス(パッシブスキルのようなもの)」が消失する事がある。
  • 「チートを使うと高レベルの宝箱でも低レベルの装備しか出なくなる」対策措置が、オンプレイ中に通信エラーが発生するだけで発動する事がある。
  • 上記バグに関して、メーカーはパッチを出すどころか開発者の1人がTwitterで報告したユーザーをチーター認定して煽る始末。
  • 肝心のゲーム内容自体は、バランス調整が悪く、前作より劣化していると評されるものの、1人プレイなら充分に楽しめるという意見が多い。

5/26【DS】RED STONE DS ~赤き意志に導かれし者たち~(ゲームオン)    

5040円。韓国の会社「L&K Logic Korea」が開発し、2005年に日本でも運営を開始したオンラインRPG、『RED STONE』のDS版。
元はオンラインゲームだが、本作はWi-fiやワイヤレス通信には対応しておらず、完全な一人プレイ用ゲームになっている。

  • いくつかの話で特定の選択肢を選ぶと、ゲーム自体が進行不能になり、選択前のセーブデータからやり直すしかなくなる。
  • クリア後に2周目を始めるとスタート地点でフリーズする為、全てのエンディングを見るには1周目でやり切る以外に方法が無い。
  • その他、装備の効果が反映されない、キャラのステータスが勝手に上昇する、特定のスキルを使うとフリーズする等、細かいバグも多数。
  • 致命的なバグは攻略wikiをみて回避すれば、バランス崩壊技は自粛すれば対処は可能で、その点を割り切って楽しんでいる人も多い。

8/18【PSP】文明開華葵座異聞録(フリュー)    

6090円。明治時代にタイムスリップしてしまった女子高生と、そこで出会った旅一座との恋愛を描いた、女性向け恋愛AVG。
変身呪文の「家紋カモン」を始め、本編で連発される駄洒落が寒々しすぎて、プレイした女性達の失笑を買った。

  • 乙女ゲーではおなじみの予約特典CDの他にショップ別特典のCDが6種類あり、コンプするにはソフトを6店舗で買わなければならない。
  • システム面は快適でバグも無く、シナリオも賛否あるが破綻はしていない事もあり、クソゲーではなくバカゲーだと判断された。

9/29【PSP】code_18(サイバーフロント)    

通常版:6090円、限定版:8190円、360版とのマルチ。『Never_7』、『Ever_17』、『Remember_11』に続く、「Infinity」シリーズの4作目。
Xbox360版と違い、立ち絵が見切れておらず、クイックセーブ・ロードの機能も実装されているなど、PSP版の方が幾分ましになっている。

  • ただしバグ・システム関連が良くても、根本のシナリオ・CG・演出の酷さは勿論共通の為、こちらも好意的に見ても駄ゲー以下。
  • 選評次第でノミネートの可能性はあると目されていたものの、結局スレに購入者が一人も現れないまま、時間切れとなってしまった。
  • 具体的な内容については、PSP版との違いも含めて家庭用ゲーム版wikiのページに書いてあるので、そちらを参照のこと。

10/6【3DS】スーパーブラックバス 3Dファイト(スターフィッシュ)    

5040円。ゲーム機本体を竿に見立てて遊べる、「リアルロッドシステム」を搭載した、昨今流行の3D対応フィッシングゲーム。
酷いグラフィック等が発売前から話題となり、ファミ通レビューでの低得点に引っ掛けて「4545(しこしこ)釣り」という愛称で呼ばれるようになった。

  • グラフィックの質が、古臭いと言うのもお世辞に聞こえる程の雑な仕上がりで、動きもカクカク。ボイスも全編にわたって棒読み。
  • 同じ地点で魚を釣ると次回のプレイ以降その地点の魚が反応しなくなり、二度と釣れなくなる。ボート上で魚を釣り上げると画面がバグる。
  • 上記で書いた「リアルロッドシステム」だが、某氏曰く「実は本体を動かさないほうが簡単に釣れる」とのことで、やるだけ無駄。
  • 購入者によると普通に遊べはするとの事で、つまらないと評しながらもKOTYレベルではないと判断、そのまま議論も自然消滅している。

11/23【DS】オレ様キングダム 恋もマンガもデビューを目指せ!ドキドキLOVEレッスン(バンダイナムコゲームス)    

5040円。小学館女児向け漫画雑誌「ちゃお」で連載中の同名漫画のゲーム化作品。プレイヤーの自由度が低く、全体的に薄い作り。
操作性・仕様も不親切と細かい不満点が積もっており、乙女版KOTYでも選評が上がったが、双方でよくある幼児向けゲームの域を出ないと判断された。

  • プレイヤーの選択権が限定的で、主人公が勝手に話を進める。セーブが煩雑で就寝後のみ1日が終わるごとにセーブ画面が強制的に表示される。
  • 主人公が漫画家デビューを目指しながら恋愛するゲームだが、漫画に関係するイベントやミニゲームは存在しない。
  • パートボイスならぬポイントボイスで、スキップモードはなく、話を飛ばしたい場合はひたすらAボタン連打かタッチペンで画面を連打。
  • タッチペンイベントは片手で足りるほどしかなく、乙女ゲーム(正確には違う)などの恋愛系ゲームでは重要なイベントCGが存在しない。

その他    

  • 2010年大賞『鬼帝』の続編、「ハローキティといっしょ! ブロッククラッシュV」がドラスより、PSVITAで2012年6月4日発売予定。4800円(税込)。