ノミネート作品
★マーク付きが大賞、残りが次点
6090円。全国にある6箇所のオートレース場とオートレースモールの通販でのみ限定販売された、財団法人JKA監修のアクションレースシミュレーション。
初のオートレースが題材の作品だが、5回に渡り実に1年半以上の延期を重ねた結果は、最小限の内容で最大限の苦痛を与える言わばゲー無の究極形態。
- レース中の操作はコーナーで「L」と「A」ボタンをタイミング良く交互に押すだけで、バイクは自動走行する為アクセル・方向の操作は一切不可能。
- カメラ角度の問題で画面大部分が灰色のアスファルト、レーサーは全身スーツの為ただの色違い、実況はパターンが即効で枯渇と演出面もボロボロ。
- 改造は最良案が常時表示の初心者仕様、反面クリア条件は一度機会を逃すと一年分全レースのやり直しが必要な鬼畜仕様、対しエンディングは一枚絵。
- 現実のレースデータを受信し結果を予想してくれるモードもあるが、開催当日にしか車券(仮想)は買えず、内容もネットに繋ぎ当たりはずれを見るだけ。
通常版:6090円、限定版:9429円。人気ボーカロイドソフト『メグッポイド』の「GUMI」を題材にし、動画サイトで人気の曲を収録したリズムアクションゲーム。
音ゲーとしては譜面ズレという致命的欠陥に雑過ぎる演出、キャラゲーとしても余計な設定付けや楽曲に関係ない衣装など、逆の意味でファン号泣のアイテム。
- 実際のBGMと譜面がズレている曲が多数で、その譜面も非常に見辛くSEも妨害同然の煩さの為、ミュートでのプレイが最良という音ゲー全否定の造り。
- ステージ数は僅か7種で、背景もオレンジ一色など手抜き感満載。曲の長さは全て90秒調整で、物によっては突然打ち切られて終わる等編集もずさん。
- 箱を送るだけで中身を見ないプレゼント、プレイ画像に数行のコメントを載せただけの日記、反応パターンが異常に少ない会話等々、誰得感全開のコミュ要素。
- 至る所で20秒以上のロードが発生し衣装やSEの変更で更に悪化、反面オートセーブが無い為テンポが最悪で、挙句フリーズ報告が多数上がる始末。
4800円。「牧場物語」シリーズの生みの親である和田康宏氏が手がけた、幼い頃すごした村にある店を継いだ事から始まるハートフルアドベンチャー。
進行要素の多くがランダム依存な上、非常に見づらい画面要素と相まって地味にプレイヤーの気力を削っていく、古き悪き手探り感を存分に味わえる作業ゲー。
- カメラが勝手に且つ頻繁に切り替わるため非常に移動しづらく、3D酔いも頻発。お店で物を売るには、毎回値段を手動で設定しなければならない。
- イベントの9割がキーアイテムの所持で発生するが、入手可能場所が不明な上に出現がランダムで、いつ拾える(売ってる)かが分からず、ヒントも一切なし。
- 村の住民は健脚揃いで、話しかけるだけでも一苦労させられる上、必要なアイテムを先に買う事でこちらの進行を妨害してくる事実上のお邪魔キャラ。
- 他にも、耳障りで変えられない店内BGM、「夜中にひとりで竹馬で登山して死んでしまう」という超展開など、「Heartful」もとい「Hurtful Story」な仕上がり。
選外一覧
UMD版:6279円、DL版:5600円。Tony氏がキャラクターデザインを勤める「シャイニング」シリーズとしては5作目となるRPG。
初夏に選外判定となるが、年末にWikiへの掲載を巡り削除合戦が発生。
Wiki管理人裁定で暫定的に次点の文章をコピペして凍結(選評は削除)となる。
4/3【3DS】毎度へぼ将棋 (アークシステムワークス)
500円(DL配信)。へぼ将棋の名の通りCPUの強さは初心者向け。スレに投稿された棋譜では、へぼさがうまく表現できているとの声が多い。
プレイ中に強制リセットが発生することが確認されているが、発生条件は限定的な上、それ以外の点は値段も踏まえると妥当な出来と見なされ選外に。
5/23【PSVITA】ヴァルハラナイツ3 (マーベラスAQL)
5980円。独特の世界観やシステムが受けているアクションRPG、「ヴァルハラナイツ」シリーズのナンバリングタイトル3作目。
ロード地獄、ダッシュ仕様、古臭いグラフィック、課金武器、全体魔法に依存するだけの戦闘バランス等が問題点として挙げられたが、検証の末に力不足とされ選外に。
4980円。1985年に発売されたファミコンソフト『忍者じゃじゃ丸くん』のシリーズ最新作で、前作より9年振りの通算11作目となるアクションゲーム。
これもシャイニング・アークより期間は短かったものの削除合戦が発生し、Wiki管理人裁定で暫定的に次点の文章をコピペして凍結(選評は削除)となる。
その他
- 2011年秋頃に発売予定だった携帯版KOTY2010の次点作『大戦略PERFECT ~戦場の覇者~』のPS3版が、10度の延期の末、遂に2014年2月6日、発売された。
- 2011年秋、2012年2月、2012年3月29日、2012年4月、2012年夏、2012年秋、2013年春、2013年夏、2013年冬、2014年2月6日。
- 最終的に、当初の予定から2年3ヶ月以上の延期となった。一体どこまでクオリティアップ(公式より)が成されたのか、色んな意味で注目される。
- なお、9度目の時点では載っていたXbox360版は公式サイトの文面から削除されており、ここまで引っ張った挙句発売中止となった。
※結論のみの引用や、改変抜粋を伴う転載はご遠慮ください。