2008年の初手を勤めた携帯機クソゲーは「梅沢由香里のやさしい囲碁」。
タイトルこそ「やさしい囲碁」であったが、そのソフトにはやさしさなど微塵も詰まっていなかった。
CPU戦では99:59(カウンターストップ)以上のこの時代では有り得ない長考をされ、
対人戦を始めようと思えば「一つの本体を交互に使って対戦できます」と言われ、
仕方なく問題集を解こうとすれば開発者への指示と思われる文章が出てフリーズする始末。
せめてもの救いはナイスポイントに石を打ち込むと梅沢先生(34)が「やん」と色っぽい声をあげることだけであろうか。
あまりにも凄まじい出来栄えに、多くのプレイヤーがゲームごと投了した。