話題作
スレで話題になり選評も出て、ノミネートの可能性が高いとされるもの。
審議中
4980円(税込)。リアルからかけ離れた「超人野球」ができる人気野球ゲー『超人ウルトラベースボール』シリーズの系列作で、発売はSFC以来となる。
グラフィックの悪さ、基本システムの意図不明なカードゲーム化と、クオリティへの不安を情報初出時から指摘され、発売されてみればその通りの内容であった。
- 試合は攻守ともに、5枚のカードから1枚、5ヶ所の狙う場所から1ヶ所を選ぶだけの完全カード制。盗塁を除き守備は完全オートで、アクション要素は皆無。
- 配られるカードは完全にランダムなので、僅かに戦略はあるが基本的には運ゲー。1球1球にカード選択や演出が入るため、スキップを駆使してもテンポは劣悪。
- PSかDSの初期レベルの粗いグラフィック。選手が全員同じ顔、売りの魔球や秘打もチープで、秘打を喰らった選手が平行移動で吹っ飛んでいく姿には苦笑必至。
- メタ会話だらけの雑なストーリー、投げやりなエディットモードなど、総合的にどこを切っても作り込みが足りない全方位低品質ゲーである。
通常版:5480円(税込)、限定版:7480円(税込)。芸人の有野晋哉がレトロゲーで遊ぶ人気番組『ゲームセンターCX』を題材にしたミニゲーム集の3作目。
前作から開発元が変更され漂っていた不安は的中し、レトロ要素は「わかっていない」感が強くゲームとしての出来も悪い、過去作に泥を塗る内容となった。
- 8つある主なミニゲームの大半は、「元ネタの尖った部分を削った超微妙ゲー」か「バランスの悪い理不尽ゲー」のどちらか。及第点レベルのものは1つか2つ。
- 電子液晶ゲームなのにキャラがその場で倒れこむというあるまじき画像表示を筆頭に、シリーズ恒例のレトロゲー演出も強い違和感や劣化が多数。
- ボタン操作オンリーとタッチ操作オンリーが混在する操作、商品の内容が確認できない買い物画面など、インターフェースからして駄目な点も多い。
- 番組ネタは流れを無視した雑な継ぎ接ぎばかり、番組の「名言」収集も完全ノーヒントの無理ゲーと、番組ファンも到底喜べない内容。
フリーミアム(基本無料プレイ・カードパック課金制)。イラストの魅力の無さだけでなく、異常なルールとカードパワーの高さでバランスを取る気がないカードゲーム。
KOTY初の「基本無料」の審議対象である上、公式サイトでは課金カードパックのリストや収録カードについての詳細が不明であり、更なる検証を求める声は止まない。
- デッキ上限20枚・初期手札6枚に対してデッキ下限なしという前代未聞のルールでカードを確実に引くことが可能。
- 「自分と一緒に相手の場のカードを墓地に送るカード」「自分の墓地から手札に戻すカード」の2枚のみ、無課金でも実現できる『除去デッキ』が、CPU相手なら先攻さえ取れば完封できる最強デッキ。
- 「火と炎」「電気と電撃」のように難解で無駄な属性、低レアリティカードの攻撃を無効化する高レアリティカードなど、除去抜きでもバランスは劣悪極まる。
- 対人戦ではスキルを場に出さず手札から発動可能という特別ルールで状況が更に悪化。やはり『除去』の構成枚数を増やしたデッキが有利と目されている。
限定版 8800円、通常版 6000円(税別)。同名漫画のアニメ準拠でのゲーム化。
- アニメ放送開始前に発表されたが、延期を繰り返し、当初より10ヶ月遅れのアニメ2期放送中にようやく発売。さらにファミ通レビューで4/6/4/4の合計18点を記録する。
- 味方が敵にトドメを刺すと敗北扱いにされるなどのバランスの悪さ、1周目1時間・2周目以降30分といわれるボリュームの薄さで話題。
- 倒した敵の能力を使って変身する「夢幻召喚」が、ムキムキマッチョの"バーサーカー"でさえ敵ポリゴンの頭を自キャラにすげ替えるだけの手抜き仕様で笑いを誘う。
選外一覧
スレで名前が挙がったが、さまざまな理由でノミネートされなかったもの。
200円(DL配信)。ニワトリのキャラを撃つガンシューティングゲームで、同社が出している『クレイジーチキン』シリーズの2作目。
謎解きによる隠しボーナスがシューティングのゲーム性と噛み合わない不満こそあるものの、
謎解きそのものや有名映画のパロディなどを多少なりと評価する声もあり、安価に対して妥当な出来とされ、現在は選外に。
その他
KOTY的に外せない事件・出来事。