概要
名称 | リーズのアトリエ ~オルドールの錬金術士~ | |
ジャンル | 新感覚RPG |
対応機種 | ニンテンドーDS |
発売元 | ガスト |
開発元 | 株式会社HYDE |
発売日 | 2007年4月19日 |
価格 | 5040円(税込) |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
動画・画像
要点
フリーズや多彩なバグで「フリーズのアトリエ」と呼ばれる。
ゲームが始められなくなるバグが発覚したため、翌年から修正版との無償交換を行っていた(2011年2月28日に対応終了。修正版の販売は行っている)。
【ゲーム内容】
・フリーズとのあくなき戦い。会話してフリーズ。アイテム作ってフリーズ。戦闘終わってフリーズ。ボタン連打しちゃうとフリーズ。
・フリーズと操作性の悪さの魅惑のコンボ。
工房(最初の町)でしかセーブができず、遠征して帰ってきてフリーズ。
帰還用のアイテムを利用すると高確率でフリーズするため被害は拡大。
・マルチエンディングを採用しているにも関わらず、クリアと同時に強制セーブが行われる漢仕様。
エンド条件を満たしていないと気づいても最初からやり直し。
・セーブは3つ用意されているが、コピーできないためエンディングセーブは回避できない。
・真エンディングは最低4周程度必要だが、見るとやはり強制セーブ。
加えて周回で積み重ねた真エンディングに至る条件は強制初期化というナイス判断。
・努力して見られる真エンディングは通常時と文章がわずかに変わるだけ&バグで内容が変。
主人公が真の目的をやっと達成したかのように言った直後、
何故か「結局、目標は達成できなかった」と言い出す、真性エンディング
【会社対応】
・真エンディングの主人公の台詞、「結局、目標は達成できなかった」宣言は仕様と言い切る。(公式ページ)
・操作性の悪さを全く異なるジャンルのゲームに例えたり、トンデモ解決法を提案する。
例:戦闘でコマンド入力後にキャンセルできない⇒シミュレーションゲームでキャラ移動後にキャンセルできないのと一緒です。
例:帰還しないとセーブできないのに帰還用のアイテムを使うと高確率でフリーズする。⇒帰還アイテムを使わないで下さい。
例:起動時によくフリーズする。⇒ボタン連打すると高確率でフリーズします。連打せずに待ってください。
・ゲームが完全に起動できなくなるバグもレアケースと言い切り、しばらく放置(11ヶ月後に無償交換を行う。 公式 交換受付)
・荒れる公式掲示板には丁寧に対応し、閉鎖しなかった点は評価したい。
【余談】
・本作は発売が数ヶ月延期され、実際に発売されると、事前に情報誌で宣伝されていた要素が多数削られ別物になっていた。
・限定版に同封される目覚まし時計は、前の日に時間を合わせても翌朝にはバグで数分ズレるという報告がされていた。(公式掲示板)
(同意者が数人いたものの購入者が少なく、キャラデザインが主目的のアクセサリのため公式で対応されることはなかった。)
決定稿
選評案