2008年 次点
名称 | エンブレム オブ ガンダム | |
ジャンル | シミュレーション |
対応機種 | ニンテンドーDS |
企画・発売元 | バンダイナムコゲームス |
開発元 | ベック |
発売日 | 2008年5月1日 |
価格 | 5,040円(税込) |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
Trailer
PV
「エンブレム オブ ガンダム」プレイリポート&インタビュー
「エンブレム オブ ガンダム」プレイリポート&インタビュー:
宇宙世紀を振り返り、直感的なマップで作られる新「ガンダムシミュレーション」 (1/5)
本作は、全く新しいアプローチでガンダムを題材にしたシミュレーションゲームだ。歴史家の視点、プロヴィンスマップ、バトンでつなぐ物語……さまざまな試みが盛り込まれたタイトルをプレイし、かつ、開発者である芝村裕吏氏に話を聞いてきたりもした。プレイのご報告とインタビューが織り成すハーモニーをどうぞ。
⇒http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0805/22/news010.html
要点
- 芝村節全開!オレが考えたガンダムの正史のゲームだ!(ガンダムの世界の設定資料参考はプラモ説明書からw)
⇒http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0805/22/news010.htmlより
芝村 「そうですね。“芝村さんらしく”と言われました。最初、原作の口調に似せて書いたんですが、「作家性がないです」って怒られまして(笑)。当初は原作っぽいテキストが書けたことを喜んでいたんですが、そう言われれば確かに、おっしゃるところもよく分かる、と。せっかくゲームを新しく作るのに、以前のテキストに合わせてどうする、ということですね。
本作は“シバガン”と呼んでいました。これは“芝村のガンダム”ではなく“司馬遼太郎のガンダム”という意味です。歴史家が過去の事実を振り返って書いたという視点にすることで、ゲームシステムに特色ができました。」
「ヘックスだとどんどん進んでいくプレイになりますが、本作だと待っていた方が有利なことがあります。これは特徴的ですよね。」
⇒http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0805/22/news010_4.htmlより
芝村 「機動戦士ガンダムは第2次世界大戦のオマージュから成り立っている作品ですよね。古今の歴史上の教訓で“ 防戦側3倍有利”というのがあります。地球連邦軍はそれで勝ったようなものでしょう。守って守って補給物資やMSが投入できるようになったところで相手を握り潰す、という戦法ですね。」
Q.本作の美しい戦い方としては、ガンダムのいろいろなシーンを想像して戦うべきなんでしょうか。
⇒http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0805/22/news010_5.htmlより
芝村 「アニメを見て、それに沿った作戦を取ると、何となく上手にクリアできるようには作られています。難しい局面があったとしても、もう一歩プレイヤーが考えればクリアできるはずですね。」
- 「頭がリアル絢爛舞踏」芝村裕吏による自己解釈と妄想だらけの脚本を、さらに氏の意味不明な日本語により説明される電波ゲーム。
- 良ゲー、駄ゲーいろいろあるガンダムのゲームだが、最近のものとしてはGジェネクロスドライブと並んで特に酷い出来。
- 内容は戦闘シミュレーション+初代~Zまでの歴史をたどったノベル風の文章といったもの。
- 一昔前のPCゲームのような作業感のあるシミュレーション。テンポも悪く、難易度も微妙。
- 不満を上げだしたらキリがない出来。まるで試作段階の完成度。
- 一応ifシナリオもあるが特にめんどくさくてやる気も起きない。
- 戦闘シーンも酷い。
- 上記のムービーを見ればわかる通り、荒いドットにカクカクなCG。20年位前のガンプラのCMのようなクオリティ。
- 原作のシーンのカットインも入るが、はっきりいってテンポを悪くしてる。
- 上記だけでも十分クソゲーとしてかなりのスペックを持っているが、このゲームのクソっぷりをさらに加速させてるのが
「テキストのクソっぷり」にある。
- 芝村裕吏氏による電波シナリオ大炸裂!
- 独特すぎる言い回し。「まず日本語を勉強しなおせ!」と言いたくなる文才の無さ。
- そんなやたら長いテキストをゲーム中度々読まされる。はっきり言ってウザい。
- この文章が、ゲームのテンポの悪さにさらに拍車をかけている。
- 独自解釈も多数含まれているが、どれも電波なものばかり。
公式設定には存在しないものや食い違ってるものも多数あり、それらをあたかも公式設定のように語っているのが非常にイラつかせる。
- やたら文章を読ませるくせに、文章力に乏しいテキストに苛立ちを感じて途中で投げ出す人が続出した。
- もし、文章が必要最低限でちゃんとした日本語ならもっと普通に遊べたゲームかもしれない。
それくらい文章が酷い。こんなのでガンダムの歴史を振り返るなら、他のガンダムのゲームをやるか原作を見た方がずっと解りやすくて楽しい。
- あれほど特攻精神旺盛なガノタですら呆れる始末、2ちゃんねるでのスレは大部分は1スレも消費せず落ちた、現在、発売日にたった携帯ゲー攻略板にかろうじてスレがある(だが、まだ1スレ目)
- ニコニコ動画でも一応あるが、これもうp主挫折したありさま※参考までにタグは「ベック在籍の詐欺師」
- 余談だが、発売当時は「ガンパレのシステムでガンダムのゲームを作ったら面白いんじゃないか」といった意見がチラホラあったが、まあ当然ながらそんなこと実現されることはなかった。
決定稿(総評より抜粋)
続けて発射された5/1発売『エンブレムオブガンダム』(バンダイ)も
やればやるほど作業感の増すSLGパートだけならいざしらず、
ガンダムに対する知識が足りないにも関わらずストーリーや設定を独自解釈し、
内容的にも日本語的にも高周波の電波を発生させ、多くのガンダムファンを失笑させた。
両作品とも、「原作ファンしかわからないネタだらけ」なのに「原作ファンからは失笑を買う」という
どの層を狙ったのかがサッパリわからない内容であり、
氏の撃墜数がまた伸びたであろうことは疑う余地がない。
選評
ゲーム業界上半期の最後には序盤からの鉄板クソゲーメーカー大攻勢に続くように、
家庭用ゲーム市場でまさに絢爛舞踏の如く旧作ファンを撃滅せしめた芝村裕吏氏も携帯機市場に参戦した。
同氏はすでに自身の旧作ファンを殲滅させきったのか、今回は「エヴァ」と「ガンダム」という
ファン・信者の数が非常に多い作品を題材にしたゲームを武器に戦場へと舞い降りた。
やればやるほど作業感が増す作りになっているSLGパートだけならいざ知らず、
ガンダムに対する知識が足りないにも関わらずストーリーや設定を独自解釈し、
内容的にも日本語的にも高周波の電波を発生させ、多くのガンダムファンを失笑させた。
芝村氏的には「いちいち全部ガンダムの正史をなぞっていては反吐が出て仕方ありません」
という気持ちで自分なりの世界を構成したのだろうが、
プレイヤーからしてみればサイド6でテム・レイから役に立たない回路を受け取ったアムロのような心境である。
両作品とも、「原作ファンしかわからないネタだらけ」なのに「原作ファンからは失笑を買う」という
どの層を狙ったのかがサッパリわからない内容である。
おそらく、リアル絢爛舞踏である芝村氏が今回撃破しようとしたのは
「ファン」ではなく「制作会社」なのではないだろうか。
リンク
公式サイト
芝村 裕吏氏