2009年 次点
概要
名称 | 戦国天下統一 |
ジャンル | シミュレーション |
対応機種 | PSP |
発売・企画元 | システムソフト・アルファー |
移植開発元 | ペガサスジャパン |
発売日 | 2009年3月26日 |
価格 | |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
公式サイト
歴史SLGとして数々のトンデモ仕様(バグ)が注目を浴びている。
PS2でも同時発売され、内容もほぼ同じ。
要点
選評
選評案その1
正月のソフト発売のプチラッシュも終わり、
麗かな陽気に一休みをしたくなる日々が続くと思われた
だが『春眠暁を覚えず』というわけにはいかなかった。
『戦国天下統一』発売!!
歴ゲー好きに対してこの『本格戦国シミュレーション発売 』というニュースは
光栄の無双ぶりを見るからに、もはや歴ゲオタから言わせれば
飢えたハイエナにエサを放り込むような状況である。
『なぜ(評価の低い)天下統一Vの移植?』
という多少の不安を感じさせたが、
これ以上の飢えを凌げない歴ゲオタにはもう止まる事は許されない。
しかし、本当の戦国の様な阿鼻叫喚はプレイ後に始まるのであった……
まずは、ゲームのテンポの悪さ
PC98時代を思わせる敵国の思考時間の長さ
内政・外交・軍備・戦略・合戦すべてのフェーズにおいての各国での思考時間が入るので
これにより1ヶ月の長さをしみじみと味わう事が出来る
また合戦でも戦国時代は現代戦とは当然違うと言わんばかりに光速移動が可能となる
なぜ海から進行する場合には行軍速度が光の速度を超えるのであろうか?
そして、落ちる城
篭城戦だろうが関係無く即落ちる
史実では難攻不落と言われた小田原城だろうがそんなものは関係ない
左官曰く『城?あんなものは飾りですよ。偉い人にはそれがわからんのです』
と言わんばかりである。
はては(クソ)ゲームの評価に(だけは)定評のあるファミ通に
『あのゲームが失敗した理由』といった記事を始末であり
広く『誰がやってもクソゲー』だという事実を知らしめる結果となった
最後に戦国武将・伊達政宗の一言を借りて締めとしたい。
「まともではないゲームの相手をまともにすることはない」