話題作
2/3【PSP】対戦チンチロリン(ベストメディア)
480円。PS Store DL専売ソフト「対戦」シリーズの第5弾で、名前の通りチンチロリン(のみ)が遊べるテーブルゲーム。
内容以前に「そもそもチンチロをゲーム化したって誰得だし、現実でやった方が遥かに面白い」と、購入者に存在そのものを否定された逸材。
- 説明書がゲームのシステムについて全く説明してくれない上に、そのシステム自体もまともに機能しておらず、あるだけ無駄。
- プレイヤー(1P)が親スタート固定で、親を飛ばしたり、次の人に譲ったり出来ない。相手を全員持ち点0にするまでゲームが終わらない。
- CPUのポイントの賭け方が少額で(1人だけ自爆上等の賭け方をするが)、試合が中々動かず、一試合が最長で40分くらいになる。
- なんと、「1,3,4,6」の出る確率がそれぞれ1/8、「2,5」の出る確率が2/8になっている。サイコロ出目の乱数すら作れないとは驚きを禁じ得ない。
通常版:6280円(DL版も同価格)、サウンドトラックEDITION:8380円、特装版:11530円。「新劇ヱヴァ」を題材にしたリズムアクションゲーム。
「エヴァのゲームは基本的に駄作」とファンに認知されているだけあって、本作も遊び応えが低く、ファンアイテムとしての魅力も薄い。
- 自動演奏や、曲・ムービーだけを視聴する事が出来ない不親切設計で、全体的に操作性が悪く、単調なプレイになりがちで飽きやすい。
- モードは6つあるが、音楽に操作が関係ない物、エフェクトが過剰で目潰しになっている物、ハードだと逆に簡単になる物等、出来の悪い物が多い。
- ギャラリーの内容が、微妙な出来のキャラ弁、適当に作った感が凄いポリゴン画、綾波だけが露骨に多いCGと、突っ込みどころが満載。
- 一応、曲は全30(アレンジ含めて)とそこそこの数があり、UIとグラの出来は良く、撮り下ろしボイスもある等、評価出来る部分もそれなりにはある。
審議中
選外一覧
3/24【DS】ナナミの教えてEnglish DS 〜めざせTOEIC TESTマスター〜?(メディア・ファイブ)
3800円。「ナナミの教えてシリーズ」を家庭用にて新たに展開したもので、TOEICテストに向けた勉強ができる萌え系学習ソフト。
問題点や不満点が色々あるものの、知育ソフトとしても恋愛シミュレーションとしても基本的な要素は揃っており、理不尽なバグもない。
- タッチペンでスペルを書く単語学習で誤認識が多く、特に「l(エル)」と「I(アイ)」に関しては毎回の様に間違える。
- 公式で書かれていた問題数より少なく(パッケージには正しい数が書いてある)、答えの選択肢の表示順が変化せず、常に固定。
- 223ページ(4005語)もある単語帳が、検索機能未搭載。本編は3週間で終わる反面、イベント回収条件がかなりシビアで1年掛かる。
- 全く勉強しなくても、単語帳を開くだけで経験値が稼げる(萌え目当てで買った人への救済目的として機能する裏技とも取れる)。
4/28【PSP】パタポン3(ソニー・コンピュータエンタテインメント)
UMD版:4980円、DL版:3800円。リズムゲーとシミュレーションを合体させたアクションRPG、「パタポン」シリーズの第3弾。
オンでのチート対策用の罠が、通常プレイヤーにも誤作動するという悪質なバグがあり、後の対応の悪さも合わさって購入者を激怒させた。
- 公式はネットでの協力プレイを推しているが、エラーが頻発する為、4人揃うのすら難しい。クエスト中だと経験値も没収される。
- 通信エラーになると、バグでクラススキル習得ボーナスが消失したり、なった時点のLVで宝箱内の装備の強さが固定される事がある。
- メーカーは上記バグに関してパッチを出す所か認めてすらおらず、開発者の1人がTwitterで報告したユーザーをチーター認定して煽る始末。
- 肝心のゲーム内容自体は、バランス調整が悪く、前作より劣化していると評されるものの、1人プレイなら充分に楽しめるという意見が多い。
9/29【PSP】code_18(サイバーフロント)
通常版:6090円、限定版:8190円、360版とのマルチ。『Never_7』、『Ever_17』、『Remember_11』に続く、「Infinity」シリーズの4作目。
Xbox360版と違い、立ち絵が見切れておらず、クイックセーブ・ロードの機能も実装されているなど、PSP版の方が大分ましになっている。
- 具体的な内容については、PSP版との違いも含めて家庭用ゲーム版のページに詳しく書いてあるので、そちらを参照のこと。
- 360版は対抗馬もおらず話題になったが、こちらでは既に話題作入りした作品と比較すると力不足という見解が強く、特に検証されなかった。
10/6【3DS】スーパーブラックバス 3Dファイト(スターフィッシュ)
5040円。ゲーム機本体を竿に見立てて遊べる、「リアルロッドシステム」を搭載した、昨今流行の3D対応フィッシングゲーム。
酷いグラフィック等が発売前から話題となり、ファミ通レビューでの低得点に引っ掛けて「4545(しこしこ)釣り」という愛称で呼ばれるようになった。
- グラフィックの質が、古臭いと言うのもお世辞に聞こえる程の雑な仕上がりで、動きもガックガク。ボイスも全編にわたって棒読み。
- 同じ地点で魚を釣ると次回のプレイ以降その地点の魚が反応しなくなり、二度と釣れなくなる。ボート上で魚を釣り上げると画面がバグる。
- 上記で書いた「リアルロッドシステム」だが、某氏曰く「実は本体を動かさないほうが簡単に釣れる」とのことで、やるだけ無駄。
- 購入者によると普通に遊べはするとの事で、つまらないと評しながらもKOTYレベルではないと判断、そのまま議論も自然消滅した。
その他
- 2010年大賞『鬼帝』の続編、「ハローキティといっしょ! ブロッククラッシュV」がドラスより、PSVITAで2012年夏発売予定。