*話題に上がっている作品 [#m1b48282]
#freeze
-[[2009年 総評]]
-[[2009年 大賞]]
-2009年 次点

-3/26【PSP】サンデー vs マガジン 集結! 頂上大決戦(コナミ)~
#contents

*ノミネート作品 [#m1b48282]
★印が大賞、他は次点
***1/22【PSP】[[北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王]](インターチャネル) [#s7d34d2c]
5040円。『少年ジャンプ』を代表するアクション漫画のひとつ『北斗の拳』のスピンオフ『天の覇王 北斗の拳ラオウ外伝』のゲーム化作品。声優などは前年のアニメ版にほぼ準拠。
その欠点は「ヌルすぎ」「薄すぎ」の2点にほぼ集約され、グラフィックを除けば生まれる時代を完全に間違えた格闘ゲーム。
-行動のバリエーションが少なく、複雑なコマンド入力がないため格闘ゲームとしては明らかに初心者向け。単調な上に、原作から想像される硬派な雰囲気からはほど遠い。
-適当にダッシュ弱攻撃を繰り返していれば、必殺技など使うまでもなく難易度ハードでも楽々クリアできてしまうという、あって無きがごとき難易度。
-「ストーリーモード→エクストラストーリー」とクリアすれば全て集まり、1時間程度でコンプリートできてしまう隠し要素。
-イベントは完全に紙芝居でボイスもなく、原作ファンでなければ理解困難かつ原作ファンには余りに物足りない内容。

***1月発売 [#a468676f]
-1/22【PSP】[[北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王]](株式会社インターチャネル)~
 激ヌル難易度に短すぎるストーリーモード、隠し要素も指で数えられる。いくらキャラゲーでも酷過ぎる。~
 コレの制作もドリームファクトリー。この会社はどれだけ漫画作品をレイプしたら気が済むのか。まあ、昨年のパーフェクトクソーザーに比べたらかなり小粒であろうが…
- 1/22【DS】[[犬神家の一族]](フロム?ソフトウェア)~
 推理要素なし、移動やマップなし、タッチ調査なし。つまりゲーム性がまるでない。フルプライスなのに4時間でクリア。唯一頭を使うのはおまけのクロスワードや虫喰い算~
デモンズソウルで力を使い果たしたのか?~
***3/26【PSP】[[戦国天下統一]](システムソフトアルファー) [#ub837187]
-敵国の思考時間の長さ、海を越えて突然やってくる敵軍、史実では難攻不落だったのにあっけなく落ちる城など、バグだか仕様だか判らない現象で話題に。
-据置よりかなり遅れて選評が届き、購入者も若干いたが、話題になった時期が遅すぎたのか、新たな選評は届かなかった。
--唯一の選評作者が「姫のほうがクソ」とコメントしたこともあり、総評で簡単に触れる程度に終わった。

*選外その他 [#z5cf31aa]
-3/19【PSP】[[夢想灯籠]](日本一ソフトウェア)~
 主にシナリオが糞とスレが荒れるまでに推された本作品だが、シナリオ以外はなかなか良いとの評価が出ており、選評も少なくノミネート基準には至らないのではないかとされた。
***4/23【DS】[[ラストバレット]](フリュー) [#j2f213be]
-3時間でクリアできる短さと照準のぶれまくる狙撃シーン、ハードボイルドという言葉の足元にも及ばない小学校の学芸会レベルのシナリオなど、初参入ながらなかなかのレベルのクソゲーぶりを見せた。
--照準がぶれるのは、リアリティーを出すためという意見もある。

**選評 [#y1f34701]
#aapro{{
    夢想灯籠。日本一ソフトウェアからPSPで発売された伝奇アドベンチャーである。 
  
    製作会社フォグの人気作に雰囲気を似せて同社のファン層を狙ったが、本編に関連性は一切なく、 
    新人スタッフを中心に製作がされたのだが、そのために、シナリオの出来が中学生が妄想した自由帳の走り書きレベルとなっている。 
   以下、その具体的な例をあげていくと、 
   ろくな日常描写すらなく物語はいきなり展開されていく、 
   人物像や物語を構成していくためのエピソードもないどころか、ろくな台詞すら用意されていない。 
   アドベンチャーゲームの肝である分岐も選択することの意味がないものがほとんどで、展開の変化を想像して悩むようなこともない。 
   ギャルゲーとしても体を成しておらず、いつか発展するだろうと期待した恋愛も、どうなったのかの説明がなく淡白なエンディングを迎えるといった具合だ。 
   カードバトルの出来は悪いがカットすることが可能だ。しかし、物語のつまらなさから、 
物語のスキップとバトルの省略を行うといったプレイスタイルが確立されるのだが、もはやその行為自体が本作に楽しめるものが皆無であることを示している。 
***5/28【DS】[[超名作推理アドベンチャーDS レイモンド・チャンドラー原作 さらば愛しき女よ]](フリュー) [#r9be73d2]
5040円。ハードボイルド・ミステリの大家であるレイモンド・チャンドラーの代表作『さらば愛しき女よ』のゲーム化作品。
原作にあった描写が部分的ながら端折られたり改変されたりしているにも関わらずテキストアドベンチャー部分の出来も悪く、明らかに原作を買って読んだ方がいい。
-細かい省略箇所が多いためプレイ時間は1時間半~2時間程度で、原作を本で読むより短い。フルプライスなので、当然ながら値段は本を買った場合の6倍。
-物語はほとんど原作通りの一本道。選択肢はあるが、単なる確認テストか直後の展開がちょっと変わるだけのものばかりで分岐や2周目などの要素は一切ない。
-話者が変わった際の微妙な待ち時間が地味ながら大変うっとうしい、バックログも高速スキップもないなどシステム部分についても明らかに及第点未満。
-ハードボイルド作品にも関わらず、「麻薬」「黒人」などの描写をマイルドにするため改変。おまけに、中途半端に原作の描写を残したせいで当該部分がおかしな文章に。

   スーパーファミコン時代のノベルゲームを彷彿とさせる画面もクソゲーに一役買っている。 
   キャラクターの立ち絵をすべて排除し、一枚の絵と文字が表示されるのだが、文章の稚拙さも手伝って、誰が喋っている台詞かわからなくなる。 
   プレイヤーは、なんだか良くわからない文章の羅列を眺めている状態にしばし陥ることだろう。 
***8/6【DS】[[世界ふしぎ発見DS ~伝説のヒトシ君人形を探せ~]](フリュー) [#m7ecde23]
5040円。TBS系列の長寿クイズ番組『日立 世界・ふしぎ発見!』のゲーム化作品。出演者の草野仁や黒柳徹子も声優として参加している。
子供や高齢者向けの知育ソフトで番組の面影は薄く、知育ゲームとしてもあまりに購入者を侮ったフルプライスとは思えぬ手抜きっぷりに呆れる人間が続出した。
-3時間程度のボリュームで、観光ガイドブック程度の知識が順番に披露されるだけのボッタクリ甚だしい内容。
-脈絡なく歴史上の人物がしれっと登場したり、ポケモンのロケット団に酷似した組織がどうでもいい悪だくみをしたりと話は博物館の無料ムービー相当。
-Windowsのペイントでベタ塗りしたような、グラデーション皆無の酷いキャラグラ。背景は実写なのでギャップが悲しく、一枚絵は21世紀の売り物として失格レベル。
-クイズや選択肢は間違えてもデメリットが極小、ミニゲームは問題固定でスキップも可能と極端なヌルゲー、かつ手抜き。

   「製作者は新人なので温かい目で見てやってください」とは、製作会社の社長の弁だ。 
   購入者は、価格:5,040円(税込)、限定版7,140円(税込) という金額を支払い、社員研修に付き合わされたということだろう。 
***★11/12【PSP】[[戦極姫~戦乱に舞う乙女達~>2009年 大賞]](システムソフト・アルファー) [#obeff224]
-PCゲーの移植だが、城に配置していたキャラが消滅したり、所持金がおかしくなったりとバグ満載。12月に入っても、毎日のようにバグ報告があがっている。
メーカーが対応を放棄、そして再度の移植と話題が尽きない。
-少々早い気もするが年末の魔物が襲来。据置でも同様に移植されたため話題となり、両スレで大賞に輝いた!

久々の笑えないクソゲーの登場は、あるいは先行きの見えない不景気が導いた結果かもしれない。 
不景気の波はクソゲー界にも暗い影を落としているのだ。景気回復を願わずにはいられない。 
}}
*選外一覧 [#z5cf31aa]

**スレに出たレビュー [#x342962b]
***1/22【DS】[[犬神家の一族]](フロム・ソフトウェア) [#q3822b0b]
発売時はそれなりに評価されていたが、今年は無価値ゲーが多く、総評からはあぶれてしまった。
-推理要素なし、移動やマップなし、タッチ調査なし。つまりゲーム性がまるでない。フルプライスなのに4時間でクリア。唯一頭を使うのはおまけのクロスワードや虫喰い算
デモンズソウルで力を使い果たしたのか?3ヶ月という短いスパンで発売されたシリーズ第2弾の八つ墓村にも注目が集まったが、こちらはもう少しまともだった模様。

#aapro{{
   日本一、フォグ、ブロッコリーの三社協業プロジェクト。開発がフォグと、久遠の絆の再来を予感させる布陣だった。 
   
   しかしADVゲームとして根幹を成す、一番重要なシナリオが 
誰がどう見ても薄くて軽く、テスト版を間違えて入れたのかと勘ぐるほどである。 
   まず全体で9章構成。序盤でモブの生首が出てくるが、これは久遠へのオマージュだとディレクターの弁。
   ただし表現が稚拙なので久遠へのオマージュどころかライターの適当加減がちらほら見受けられてしまう。 
   全体を通して場面表現や人物の心理などもあまり掘り下げる文章がなく、ノベルというよりは「ナレーションを文字に書き起こしたもの」を読んでいる印象。
   それでも細かいところを突かずに言えば、5章までは比較的平凡で一般的なADVの域を出ない出来である。 
   だが6章以降、急に息切れでもしたのか、描写がまるで火星の大気のような薄さになり、なぜ人物がその行動をしたのかなど動機も全く判らず、感情移入どころかキャラクターの行動自体が理解できない。 
   選択肢もほぼ意味がなく、その後の文章が少し変わるだけで全体の流れは一直線。特にフラグもなく、8章の行動選択で全てが決まる。 
   何のための選択肢なのかと小一時間問い詰めたい。 
   終盤の各ルートへの分岐後もほぼコピペで、各所々々に少々の違いが見られる程度。つまり、使用される絵もほとんど同じ。 
   これはADVとしては致命的で、やり込み要素以前に普通にプレイするだけとしても何ら魅力を発揮しないし、つまらない。 
   また終盤にかけての盛り上がりに欠け、平坦な道を歩いていたらいきなりラスボスと遭遇しました、的な何の起伏もない構成に唖然とした。 
***3/19【PSP】[[夢想灯籠]](日本一ソフトウェア) [#j9b1f2c9]
&color(#cccccc){薄い。};

   設定資料集を見るとキャラクターの設定は、作中に出てこない部分まで細かく書かれており、全体設定も少なからずいい素材が転がっている。
   ただのやられ役に過ぎない鬼の設定が非常に細かく書かれていたり、舞台となる村の略図も異常に書き込まれているなど、世界観の構築の余念のなさには驚かされた。 
   すなわち、5章までの段階が、序盤の世界観を固める役目を果たし、そのままのベクトルで充分に肉付けを行なった上で(全体の 
   ボリュームとして)15章ほどまで行っていれば間違いなく良作になれるものだったのに、と感じた。 
***3/26【PSP】[[サンデー vs マガジン 集結! 頂上大決戦]](KONAMI) [#qdadd8d2]
いろいろひどい部分はあるが、本スレに購入者が現れず、選外に去っていった。
-キャラゲーなのに多くのキャラの声が変更されてる。しかも掛け声しか出ない。
常時処理落ち状態が仕様。
無限コンボあり。
対戦相手にくっついてしまうバグあり。

   絵に関しては、特に破綻した作画の絵はなく、せいぜい塗りが粗雑(影の処理など)なものがちらほらと見受けられる程度で全体的にはほぼ問題ない。
   ただ、紙芝居的手法で表現するという挑戦のためにシナリオのボリュームが少なくなったのでは、とうがった見方もできる。
   とはいえ、絵自体のクォリティは問題ないレベルである。 
   音楽に関しても問題ない。問題ないどころか、むしろ絵と文章を補佐するものとして、いいバランスで作られているのが好感触。 
   社長の弁を拝借すると、この絵と音の二人が新人なのであるなら充分に奮闘したと言える。 
   それだけに(新人ではないはずの)シナリオの雑さが非常に残念でならない。 
***4/29【DS】[[ダン←ダム]](アクワイア)~ [#offe1b4b]
ストーリーとシステム面に不満要素があるものの、選評がゲームの事実と大きく異なる点が多いのではという意見もある。
-新たな選評が来たが、結局選外に落ち着く。

   システムは快適そのもの。むしろこの夢想灯籠の中で一番完成されているのはシステム面ではないかとすら思える。 
   そのシステムや絵、音のいい面を全てぶち壊して台無しにしたシナリオは第一級の戦犯であると言えよう。 
}}
***6/25【PSP】[[剣と魔法と学園モノ。2]](アクワイア) [#c7e6f42e]
バグの総合商社と揶揄されるほどのバグを搭載したwizライクゲー。
しかしファンも多く、遊べないほどではないのでノミネートには至らなかった。
-「このゲームから萌えを取ったらそれこそバグしか残らん」と評する者もいる。
-魔法系に適正があると説明された種族が魔法使いになれないなど、
不可思議な学科(職種)制限が存在。キャラ絵の準備が間に合わなかったための苦肉の策であろうと噂された。(要検証)

***9/17【DS】[[金田一少年の事件簿 悪魔の殺人航海]](クリエイティヴ・コア) [#nd71bccc]
駄キャラゲーの粋を脱するまでには至らなかった。
-殺人事件を解くより小学生向きの意地悪クイズレベルの推理クイズを解かないと探偵ランクが上がらない謎仕様。
思わず失笑してしまう杜撰なトリックに、ストーリーで思わせぶりに出た要素もスルーされる低レベルなシナリオ。
何の脈絡もなく入れられる爆弾処理ゲームの妙な難易度の高さ。

***11/12【PSP】[[Jリーグプロサッカークラブをつくろう6 Pride of J]](セガ)[#z7ae0d8c]
バグが多く、本体によってフリーズするなど、ゲーム進行に支障をきたしているが、楽しんでいるユーザーも多く、選外となった。
なお、メーカーはバグの存在は認めていなかったものの2010年3月9日にアップデートパッチを公開、ほとんどのバグが修正されている。
-休んでいただけの選手が負傷したり、取り壊した地下サッカーグラウンドで練習を続ける
-味方のゴールに敵のGKが走り込んできたり、相手チームのフリーキックを自チームのFWがキャッチ。
-ワールドカップなどで選手を代表に招集されると、人数不足でゲームオーバーになる。
-高価なDLC(1キャラ500円)も話題に。

*その他 [#m125c228]
***[[2009年 総評案]] [#rafb0268]