[[2010年 次点]] #contents *概要 [#n5d6da70] |名称|どんだけスポーツ101| | |ジャンル|スポーツミニゲーム集|~| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|スターフィッシュ・エスディ|~| |開発元|Nordcurrent|~| |発売日|2010年12月16日|~| |価格|3,990円(税込)|~| |対象年齢|CERO:A(全年齢対象)|~| -[[公式ページ>http://www.s-f.co.jp/soft/ds/dondake/]] *要点 [#h6d08b67] ファミ通で低得点(18点)、しかもレビュアーの一人が3点をつけたことで話題となった。~ 一応遊べるが全体的につまらなく、インターフェースが悪い、ルール説明が無いなど根本的な部分で楽しませる気が感じられない。~ 同社の大聖王・だっこして!チンパンジーが発売中止になるなか発売に至ったが、タイトルどおり?「どんだけ〜」と言いたくなるような出来だった。 -ゲームが101種類横に一直線に並んでおり、スライドで選択する。延々スライドしなければならないことも。 -説明書が極薄。説明が不親切。操作説明が操作説明になっていないことがある。 -全体的にもっさり。タッチペンの操作がすぐに画面に表れない。 -難易度がゲームによってかなり異なる。運ゲー多数。 -一部ゲームで挙動がおかしい。 -どうみても同じ内容のゲームが存在する。 *選評 [#xab6eabf] **選評案その1 [#ncc5cd90] #aapro{{ 2010年12月。 やはり今年も年末に魔物が潜んでいた。 始めに名乗りを上げたのは、どんだけスポーツ101(スターフィッシュ・エスディ)であった。 低得点だけは信頼できるといわれるファミ通評価で3点をつけたレビュアーがおり、合計18点だった本作。 内容はタイトル通りスポーツを基にした101種類のゲームが楽しめるものであった。 しかし問題だったのはその内容である。 ・[ピーチバレー]はトス、スパイク、ブロックの概念はなく、 ボール落下予測地点にペンをスライドさせるのみ。 ・[やり投げ]は投げる角度など設定できず、 タッチ連打することで走り、横一直線に投げる。そして地面に斜めに刺さる。 ・[ボクシング]は一方的なハメが可能。 など、スポーツを基にしたゲームとしては、明らかに足りない要素が多い。 そして後半になってくるとますますおかしくなり、 ・[剣道]は、現れた円を素早くタッチするゲーム。 ・[釣り]は、釣り針を魚に向けてスライドさせるゲーム。 ・[アクロバットダイビング]は、飛び込む前にでてきたマークを覚えるゲーム。 ・[カポエイラ]は、表示された通りにペンでなぞるゲーム。 と元となったスポーツの概念が微塵も感じられない謎ゲーを連発するようになっていく。 公式サイトのゲームの説明には、 それぞれルールも遊び方も違うので、やりごたえタップリ とあるが、 表示通りにペンでなぞる:「新体操 リボン」「カポエイラ」 落ちてくるものをタッチしてキャッチし上にはじく:「新体操 フープ」「新体操 バトン」 的を狙ってはじく:「ダーツ」「斧投げ」 タッチして移動する位置を決める「パラシューティング」「アルペンスキー」 など、操作方法がほぼ同じなものが数多くあり、やりごたえも何もない。 インターフェースも悪く、 メニュー画面にゲームが101種類横に一色線に並んでおり、操作はタッチによるスライドのみ。 オプション画面が存在しない。 ゲーム説明が操作方法が説明になっていないことがある など、いろいろな点に不備が目立つ。 このゲームを一言でいうならば、 「つまらない」 一部ゲームで挙動がおかしくなったりはするものの、フリーズしたりすることはなく、 よく言えば 「ファミコン時代の出来損ないゲームの寄せ集め」 といったところか。 何かがいろいろかけているがプレイはできるゲームであった。 }}