#freeze
[[2015年 次点]]

#contents
*概要 [#i73e4a4a]
|名称|エアシップ Q|[[http://ecx.images-amazon.com/images/I/91VQVSgcjNL._SL250_.jpg>http://www.amazon.co.jp/dp/B014IGIHAG/]]|
|ジャンル|サンドボックス・アクションRPG|~|
|対応機種|ニンテンドー3DS|~|
|対応機種|PSVita|~|
|発売元|Cygames|~|
|開発元|ミラクルポジティブ|~|
|発売日|2015年11月19日|~|
|価格|限定版:2500円(税込)|~|
|対象年齢|CERO:A(全年齢対象)|~|

-[[公式サイト>http://airshipq.com/]]

「Minecraft」や「テラリア」などといったサンドボックスゲームのブームに乗じて発売された日本初のサンドボックス・アクションRPGであり、コロコロコミックや動画実況者などの協力を得て大々的に宣伝していたが、その実態は''サンドボックスゲームにあるまじきストレスゲー''であった。

*関連動画 [#if4e631a]
PV
#youtube(mDEm4xY9vcc)

*要点 [#g5ee2053]
**ゲームの基本システムについて [#qb67aeb3]
-操作キャラがダメージを受けたときだけではなく、ジャンプしたり攻撃する度に違和感のある英語ボイスが流れ非常に鬱陶しい。
--アップデート後にはボイスの切り替えが出来るようになった。ボイスをOFFにすると一切何も叫ばなくなる。
-セーブにかかる時間が長く、一回に約30秒ほどかかる。
-×ボタンでジャンプがで出来るのにもかかわらず、十字ボタンの上にももうひとつ割り当てられているので、移動中によくジャンプ暴発を引き起こす。
--アップデート後には移動方法を方向キーかアナログスティックのどちらかから選べるようになり、上を押すとジャンプするかしないか設定できるようになった。但し、キーコンフィグはできず、好きなようにボタンを割り当てることが出来ない。
-設置に使うのは〇ボタンであり、頻繁に使う×ボタンとの相性が悪い。
-説明書の内容も薄く、操作説明が行われているだけで、アイテムの説明などは省かれている。

**サンドボックスの基本部分について [#gcc237e4]
-通常のサンドボックスゲームであれば全方位にアイテムを設置したり、ブロックを壊すことが出来るのだが、なぜか本作では''真上と真下にアイテムを設置出来ない''。
--これにより、ひとつの隙間を埋めるのに周りのブロックを全て壊す必要があったり、アイテムを回収するのに周りのブロックを破壊したり、爆風を利用してアイテムを吹き飛ばす必要があったりと''非常に不便である''。
-上記のサンドボックスゲームにあるような、''主人公から独立した視点からの設置ができず''、わざわざ設置地点まで主人公が赴かなければならない。
-''落ちてきたアイテムがブロックと同化する現象が起こる''ため通行が阻害される。
--これだけならば大した問題点ではないのだが、後述の船で移動するパートでこれが起こると、操作不能になったり、詰んだりすることがある
-''重力というサンドボックスには無縁なはずの概念が含まれている''ため基盤がないとアイテムを設置してもすぐに崩れてしまう。
--このため、特殊なブロックを除いては、空中にブロックを浮かべることが出来ない。
--また、この基盤は自分の攻撃や敵の攻撃で、簡単に壊れるため思わぬ事故を引き起こすことがある。
-マップが固定されていて、ストーリーに縛られるため、''広々とした土地に自由にものを建造することはできない''。
-保管できるアイテムが少ない。
--アップデートにより一枠99個までアイテムが保管できるようになったが武器や工具は一枠一個のままであり、またチェストの追加などはないため、溢れたアイテムはその場で捨てなければいけない。
-ゲームを起動してアイテム欄を開く度にアイテム破棄のチュートリアルが発生する。
-このゲームではハンマーを使って石や鉱石が採掘できるのだが、途中で手に入るダイヤの剣でも採掘ができ、またこちらの方が耐久度も高いので、ハンマーの存在価値が希薄になる。
-その他にも弾幕をうって主人公の作業を妨害してくる敵がよく出てくる、出てきたアイテムが吸引されず、自分で拾いにいかなければならない、出てきたアイテムをすぐに拾うことが出来ない、などといったように、''自由な建造を邪魔しプレイヤーにストレスを与えることには手を惜しまない''。

**造船パートについて [#ff8db628]
このゲームでは「自分だけの船を造る楽しみ」を売りにしていたのだが、上記のような仕様も相まって本作一番のストレス要素となっている。
-船板と船飾り以外のところは、土、砂、石、硬い石の4つが使えるが、硬い石を除いた3つの材料で造った部分は、海賊船の砲撃や敵の攻撃などによって破壊されてしまう。
--破壊された部分は上記のような仕様により修復が困難であるため、''敵から攻撃される度にストレスが溜まる''。
--かといって、硬い石で造ればよいかというとそのようなことはなく、硬い石は爆弾以外では破壊不能なので、壊したい部分だけをピンポイントに壊すことが難しく、周りのブロックを巻き込んでしまうので、''いずれにせよ船の修復にはストレスが付きまとう''。
-船板や船飾りは木製のため、敵の吐いてくる''火や溶岩に当たると一瞬で船が燃やされてしまう''
--特に空中でこのようなことになると即死してしまう。
-上記のような、アイテムがブロックと同化する現象により、''船がブロックに引っ掛かり進めなくなる''現象が発生する。
例を挙げると、
--敵を倒したときに出てくるアイテムがブロックと同化する。
--船が敵の攻撃を受け、壊された時に出てくるアイテムがブロックと(ry
--空から降ってくる雪などのアイテムが(ry
-同化したブロックが簡単に壊せるものならばいいのだが、爆弾でしか破壊できないブロックだったり、自分では取り除くことの出来ない位置のブロックだったりすることがあり、この場合は''対処できるアイテムや方法がないと詰んでしまう''。
--メニューから「かんごくじまへもどる」を選ぶと拠点に戻ることが出来るが、この時''なぜか死亡回数が+1される''。
-船を大きくすると防御力が上がるといったこともなく、逆に船が攻撃をうけやすくなる、空から降ってくるアイテムによって船が進行不能になりやすい、小回りが利きにくくなり狭いところに侵入出来なくなる、といったように''デメリットばかり出てきて、利点はほぼない''。
--造船パートについては上記のような有り様で「土台に動力源の帆をつけただけのイカダのような船」が一番快適にプレイできるため''「自分だけの船を造る楽しみ」などあったものではない''。

**アクションRPG部分について [#vcc5a842]
-このゲームでは操作キャラの体力がゼロになってもデメリットがなく、戦っていた敵の体力がそのままの状態に残る仕様で、復活地点は船の上である。
--このため、船で敵の近くまで接近し、やられては突撃といったような''ゾンビアタックを繰り返しているうちにいつかは突破できてしまう''。アクションRPGとしてそれはどうなのか。
-このような仕様のため、素材を集めにいく以外の目的で地上を移動する必要がなく、地上を移動しても敵に襲われるだけである。
--かといって、空中にいると安全かといえばそのようなことはなく、移動しているうちに頻繁に敵に囲まれるため、安全地帯を作るのが困難であり、どちらにせよ''移動にはストレスが付きまとう''。
-このゲームはほかのサンドボックスゲームにあるような、敵を湧かないようにする湧き潰しがなく、敵の邪魔を受けず自由に作業することが難しい。
-ボス戦は大抵屋外のため、船に大砲などを設置し、ボスと対面して逃げ回っているうちに倒せてしまう。
-ラスボスである魔女は屋内で戦うことになるのだが、船を小さくすれば侵入可能であり、結局は船任せにしていれば勝ててしまう。
--船で戦わなくても、回復アイテムを持って弓矢で攻撃したり、剣でボコボコ殴っているうちに倒せてしまうほどの強さである。
--まれに、魔女が地面に埋まるバグが発生し、そうなれば相手は何も出来ないのでこちらのやりたい放題になる。
-戦闘については上記のように非常にぬるいのだが、このゲームではアイテムドロップ率が100%で、すぐに回復アイテムが限界まで貯まるので''もともと低い難易度にさらに拍車をかけている''。
-その他にも、看板の近くを通る度に毎回メッセージが表示される、ストーリーを進めるために必須な緑の鍵が設置されている場所が表示されず、広いマップをしらみ潰しに探さないといけない、などといったような''RPG部分にもストレス要素が多々見受けられる''。

**ストーリーについて [#scde4331]
-主人公と弟のレミュエルの姉弟が、空に浮かぶ島ラピュータの謎を解明するため、翔船を造って島に乗り込もうとしたところ、魔女に猫の姿に変えられた上、弟が囚われしまったので魔女を追うために冒険を始めるところが導入部なのだがこの時点でストーリーの粗が目立つ。
例としては、
--翔船を造るために「スウィフトの書」なるものを解読したらしいのだが、「なぜただの一姉弟に過ぎない二人がそんなものを持っていたのか」ということや、「なぜそれを解読できたのか」が一切説明されていない。
--翔船を造るためには「稀鉱石アマダント」というものが必要なのだが、「なぜ一姉弟に過ぎない二人がそのような珍しい鉱石を集められたのか」が一切(ry
--魔女はストーリーの最後に新しい島の管理者が必要であり、そのために弟を拐い姉の力を確かめたことを告げるのだが、「なぜ弟ではなく姉を選んだのか」ということや、「姉を自分の元へ導くには弟を拐うだけでよいはずなのに、なぜわざわざ猫の姿に変えたのか」ということが(ry
--弟は囚われた後も「通信石」なるもので操作説明をしてくれるのだが、「なぜ弟だけがそのようなものを(ry
---一応、魔女に渡されたと考えることも出来るが、それにしては妙に落ち着いた感じで語りかけてくる。
-ストーリーを進めるために必要なアイテムに「力の印」というものがあるのだがこれをNPCから受けとるときに、数行のテキストが表示されるだけでストーリーを進めているという実感が薄い。
-このようにストーリーの導入部や道中にも粗が多く見受けられるが、エンディングはさらに酷く、ラピュータの制御システムを構築しないと島が崩壊するという場面で主人公たちがうろたえている時に魔女と島の創設者である亡霊が現れて、「ここまでこれたんだからきっとどうにかなる」といったようなことを言われ、「まぁ、きっとどうにかなるよね」と納得して''そのままスタッフロールに突入する打ちきりエンド''である。
--しかも、主人公たちは最終的に人間の姿に戻ることはなく、島の管理者になることを素直に受け入れているので人間味がなく、結果としてキャラの薄さを際立たせている。

**その他 [#zd64f8ce]
-以上のようにストーリー、サンドボックス部分、アクションRPG部分''どれをとっても、低品質であり''、前述の大々的な宣伝も災いしてか、PlaystationStoreでは前年度大賞の「インフィニータ・ストラーダ」の★約2.5を下回る、''★2.0未満を記録し、歴代最低得点を獲得した''。
-Playstation4版も発売予定らしいのだが、いつ発売されるかは未定である。
*選評 [#r42fa9f1]
**選評案その1 [#a70fa9d2]
#aapro{{
エア湿布 (1) 
↓↓ 
「マインクラフト」「テラリア」といった海外産サンドボックスゲームの人気は、今や世界的なものとなっており、衰えは未だ見えない。 
各々がかつて描いていた空想を実現するかのように、童心へとかえり、目を輝かせて遊ぶ…そういった魅力のあるジャンルだ。 
そんな中、かつてゲーム大国と言われたこの日本から、いよいよ待ちに待った初めてのサンドボックスゲームが生まれる運びとなった。 
そのタイトルの名は「エアシップQ」。 
開発の㈱ミラクルポジティブ開発によりサイゲームスより発売された本作であるが、その船旅は過酷なものとなりそうだ。 
良い点 
キャラクターデザインとゲーム音楽はかなり良い出来である 
特に操作キャラクターである猫娘は大変可愛らしく出来ているので一見の価値あり 

大まかに言って、このゲームには二つの核がある。 
一つ目はタイトルにあるように、「エアシップ」つまり空飛ぶ船だ。これを自分好みに改良し、操りながら攻略を目指す。 
二つ目は「サンドボックス」。ご存知の通り、土や石などがブロック状になっており、それを用いて自由にモノづくりができる要素だ。 
なんとも心躍る2枚看板ではあるが、残念なことにこの核となる部分がそっくりそのままこのゲームの致命傷となっている。 
悪い点 
本作は問題点が多数あるため特にゲームとして問題がある部分を取り上げていきます 
またこれはアプデ後の情報である為アプデでどの様に変わったのかも合わせて記入します 

『サンドボックス』 
まずサンドボックス要素だが、まずブロックを任意設置できる範囲が非常に狭く、少なくとも任意に直置きできるのは 
・キャラの目の前1マス 
・キャラの斜め下1マス 
これだけである。例外として押しっぱなしで長く直線の足場を作ったりはできるが、自由度に乏しいのは結局同じことである。 
ブロック設置のためのカーソルとキャラクターの動きが独立している一般的なサンドボックスゲームと異なり、いちいちキャラクターを動かす事でしか設置場所を決められないのだ。 
 もう一つは、ブロックの物理法則の独自性に関してだ。 
この手のサンドボックスゲームでは基本的に虚空にブロックをそのままおけないが、このゲームは以下の三段オチをもってこの風潮に抗い、敗れ去っているのである。 
①何もない虚空にも置くことができる 
②数秒するとひびが入って崩れ、アイテム化する 
③それが勝手に地面と一体化する 。 
…百歩譲って②までは一つの個性ととらえてもいいかもしれない。 
しかし③に関しては本当に迷惑な仕様である。土やら石が勝手に地面と一体化するのだが、地面というのは船の天井や床も含まれている。 
勝手にくっついてこられると邪魔でしょうがないため、これを取り除く手間が生まれるのだ。 
さらに後述のエアシップに関する ある要素と合わさると、イレギュラーなストレス要素となる。
1)操作性について 
先ずアプデによる改善でキャラクターの移動が方向キーかアナログスティックのどちらか選べるようになり 
またアナログスティックを上に倒すとジャンプするかしないかを設定出来るようになりました 
これによりスティック操作の時にうっかり上に倒してジャンプ暴発による操作ミスが無くなりました 
但しキーコンフィグは出来ず好きなように操作ボタンの割り振りは出来ません 

(2) 
2)キャラクターのボイス再生について 
本作のキャラクターはダメージを受けた時以外でも工具を使ったりジャンプする度に叫ぶため 
人によってはうるさく感じてしまうため、ボイス再生のオン/オフが可能になりました 
オフにするとキャラクターは一切叫ばなくなります 

『エアシップ』 
このゲーム独自の個性といえよう。 
プレイヤーはチュートリアル後に空飛ぶ船を入手する。この船は見た目や性能面の強化など、自由に作る事ができる。 
大砲を無数に積み、堅牢な装甲をまとった戦艦のような大型船をつくることもできるのだ。 
しかしながら、そんな想像をばかばかしくさせるのがこのゲームの本領だ。 
 船と物との干渉による不自由な旅が約束されているからである。 
なにがどう干渉するのかというと、船につけたすべてのものが船についていないすべてのものに干渉するとしか言いようがない。 
人ですら素通りできそうなものにもブレーキをかけられる。例えばこのゲームは空中大陸が舞台であるため、浮島の下部から植物のツルが生えていることがある。 
それは一応船でぶつかると壊せるものの、あたる度に停止させられてしまう。 
植物のツルに当たり負けする戦艦をみて、自然の力強さを感じられることだろう。 
 船に関する問題はもう一つある。「なんか」船が埋まるのである。 
本当に「なんか」としか言いようがない。これだけ読んでも意味が分からないだろうが、やっている人間にもよく分からない。 
操作が全くきかなくなる事と、「ふねがうまっている!」というメッセージが強調するかのようなエフェクトを伴って画面に表示されることから、「なんか」船がうまっている事自体は理解できるが、どこがどう埋まっているか目を凝らしてもよくわからないことが多いのである。 
冗談のような事象だが、公式に言われているのだから、バグでなく仕様として受け入れねばならないだろう。 
この場合、強制的にスタート地点に戻るコマンドを選ぶ(死亡回数としてカウント)、もしくはとりあえず端の方を殴る、とりあえず爆破する等、乱暴な対処で乗り切ることとなる。 
さらに、この仕様は、先述した「アイテム化したブロックが地面と一体化する仕様」と絡んで起こることもあり、うえから崩れてきたブロックがいつの間にか船と一体化してしまう段階で埋まることもあるから困りものである。 
これらを考慮したうえで造船に関して言えることは、速度を上げた小舟に乗ればいいという事になるだろう。できるだけストレスを減らしたいならそれが最良となる。 
3)アイテム管理や工具について 
アプデによりアイテムは一枠99個までストック出来るようになりました 
これにより物が溢れて拾えないと言った状況は少なくなりましたが、武器や工具は一枠一個のストックのままです 
またチェストの追加は無いためアイテム欄が一杯になったら要らないアイテムは捨てるしかありません 
石や鉱石を取得するためのハンマーの耐久性が上昇しましたが、ダイヤの剣というアイテムで採掘出来てしまうのは相変わらずで 
耐久性も剣の方が頑丈であり、大抵のエネミーを一撃で倒せるため採掘工具の存在が稀薄です 
そして、相変わらずゲームを起動してアイテム画面を開く度にアイテム破棄のチュートリアルが発生します 

(3) 
以上大まかな点を挙げてきたが、さらに細かいところを見ていけばこれだけにとどまらない。 
・アイテム所持枠が非常に少なく、収納アイテムもない。 
→拡張はできるがそこにたどり着くまでに蓄積するストレスは計り知れない。 
幾度となく持ち物の取捨を迫られ、さらにその所持品の整理・取捨といった操作のUIに非常に癖が強く、反復して行う操作としては辛いものがある。 
また、今まで壊したブロックは床に落ちるまで拾えませんでしたがアプデにより空中で落下中のアイテムも拾えるようになりました 
それと落ちたアイテムが再度ブロック化する時間が長くなった為、拾えきれなかったアイテムがブロック化しキャラクターの進行を阻害する様な事相は少なくなりました 

・主人公のボイスが非常に五月蠅く感じるものの、OFFにできない。 
→間違いなくゲーム開始1分以内に聞き飽きるだろう。同じく終始耳障りな鳴き声を上げて、異様なまでの執着心でこちらの船にまとわりついてくるグリフォンとタッグを組まれれば、プレイヤーの舌が軽快な音を奏でるだろう。 
4)エネミー関連について 
操作キャラクターがダメージを受けた際の無敵時間が長くなったお陰で敵に囲まれたり溶岩に落ちた際にあっという間に体力がなくなると言った現象は起きにくくなりました 
また船で移動中や高い木に登った際にポップし弾幕でプレイヤーの作業を妨害するグリフォンというエネミーの出現頻度が低下しました 
これにより大量に湧いたグリフォンの攻撃を受けて落下死と言った現象は少なくなりましたが、一度に竜巻を3つや4つ飛ばしてくる弾幕は相変わらずです 
また船で長距離移動する際はやはり道中で大量に湧く事もあります 
サンドボックスゲームでよくある敵を湧かせない様にする湧き潰しはこのゲームでは不可能な為敵が発生したら随時攻撃する必要があります 

・×ボタン以外に、左スティック上にジャンプを設定 
→誤爆は必至である。2Dアクションプレイヤーは感覚的にも誤爆しやすい。 
5)建造や造船については 
サンドボックスゲームは好きな様に地形を壊し好きな様に建物を作ったり地形を作るのが醍醐味なのですが 
本作では操作キャラクターの真上と真下にあるブロックは壊せない上に置くことも出来ないため細かい部分でストレスを感じます 
また造船に使える船板や船飾りは木製の為溶岩や火を吹く敵に対しては苦労して作った船が一瞬で燃やされてしまいます 
また鉄やダイヤと言った素材はあるのですが、船板や船飾りを除いて船に使える建材は砂、土、石、爆弾のみで破壊可能な硬い石のみとなります
たまに現れる海賊船の砲弾により船板や船飾りや硬い石以外の建材が破壊される 
船内に敵が入ってきた場合敵の近くに砂、土、石で作ったものがあると一緒に壊してしまう 
硬い石は爆弾以外では破壊不能だが、それで船を作った場合細かい修正が難しく 
修正する際に爆弾で爆破するので壊したくない箇所も一緒に壊してしまう 
 
6)ストーリーについて 
本作にも一応ストーリーはありますが鍵を見付け扉を開けて石像に触れると作れるものが増えるという繰り返しで 
石像の位置はマップに表示されますが鍵の場所はノーヒントでしらみ潰しに探す必要があります 
更にシナリオも薄く何も考えていない主人公が気楽に大役を任されてよく分からないけどなんとかなってしまう 
といった内容です 

・アイテム化したものは地面に触れて一定時間たったからしか入手できない 
→空中で敵を倒してアイテムが落ちた場合、そのまま自キャラをジャンプさせてキャッチしたりはできない。地面まで取りに行くか、船を滑り込ませてわざわざキャッチしなければならないわずらわしさがある 
。今の時代ではなかなかない仕様。 
7)協力プレイについて 
アプデにより協力プレイ出来るクエストが一つ追加されました 
しかし本作はアドホック通信のみでインフラに対応してない為、本作を持っている友人が近くに居ない場合 
協力プレイが出来る環境を作るのは難しいと考えられます 

・クラウドファンディングを経て2年以上かけて製作されたゲームであること 
→省略。 
まとめ 
アプデにより多少はゲームとしてまともにはなりましたが、ほぼ同じ値段で買える同ジャンルである 
マインクラフトやテラリアに比べて自由度がかなり低くサンドボックスゲームではありますが自分が思い描いたものを作るのはかなり難しいです
}}

**選評案その2(◆Ko/dqnDkt.氏による質疑を受けた修正) [#a70fa9d2]
#aapro{{
アクションRPGとして
リスポーン地点が船なので小さい船で島の内部に突入して探索するのが一番楽な方法であり
普通に歩いて探索したとしてもただただ敵が沢山湧くだけの面倒な仕様
敵を湧かなくする湧き潰しは不可能で、船に乗っていれば空中を飛ぶ敵が回りに出現して
地面に居れば回りに敵が現れる為安全地帯を作るのが非常に困難

…さて本作は、国産初のサンドボックスゲームという触れ込みで登場したが、結果として砂上の楼閣にすらなれなかった。 
未だ砂粒の状態であり、製品として発売を迎えるには苦しい完成度であったと断言していい。 
㈱ミラクルポジティブの船出ともいえる本作ではあるが、プレイヤーからの評価を聞くと奇跡などおきなかったようで、後ろ向きなものばかりであった。 
順当であろう。 
メーカーとして今後どのような航海を続けるのかわからないが、船出を見送った者としては、いきなり座礁し立往生している彼らに伝えておきたいことがある。 
ボス戦は大抵魔女戦を除いて全て屋外の為、船に武装させて攻撃させてれば簡単にクリアしてしまう
また屋内の魔女戦も船を小さくすれば侵入可能であり結局船任せにすればクリア出来てしまう
船を使わなかった場合でも回復アイテムを持って弓矢を射って剣を振り回していれば勝てる程度の難易度
回復アイテム採取も前述の様に敵が大量に湧く上にアイテムドロップ率は100%の為直ぐに所持限界まで貯まる

「ふねがうまっている!」 
}} 
サンドボックスゲームとして
キャラクターの真上と真下にあるブロックを壊せない上に置くことも出来ないので自由な物作りが出来ない
ブロックが自由に置けない不便さは>>186 >>188 >>198 >>205を参照 ※文末の補足を参照

**選評案その2 [#n265c318]
#aapro{{
エアシップQ
【良い部分】
イラストのネコ人間が可愛い
水を与えると木がにょきにょき生える
音楽は2000円のゲームにしては良い出来
【悪い部分】
チュートリアル体験後でもゲームを起動して最初にアイテム画面開く度にチュートリアルが出てくる
自分の真上と真下にブロックが置けない
自分の真上と真下のブロックを壊せない(真上のブロックが土なら頭突きで壊せる)
壊したブロックは床に落ちないと拾えない
床に落ちたアイテムはすぐに拾わないとブロック化する
(例:採掘して穴掘ってると拾わなかった石や土がブロック化してあっという間に出口が塞がる)
高所での作業中や船で移動中グリフォンという空飛ぶ敵が大量に湧く
一度に3つ程撃ってくる竜巻はブロックを積めば防げるが積んだブロックの近くにいるとダメージを受ける
プレイヤーが近付くとすぐに距離を離すので引き撃ちされる
湧き潰しが出来ないので所構わず敵が湧いてくる
ダメージを受けた時の無敵時間が短く敵が集団だと一方的に殴られる痛さと怖さを思う存分堪能出来る
空飛ぶ船のOPやパッケージイラストとゲーム内での形が全く違う
(イラストやOPだと翼がある車の様なデザイン、ゲームだと積み木の船見たいなデザイン)
船を作るメインの建材である船板や船飾りや帆は溶岩やレッドドラゴンの炎で簡単に燃える
(一度燃えたらあっという間に全焼する、レッドドラゴン討伐はトロフィー取得条件でもある)
たまに出会う敵の船の大砲でも船が壊される
結果爆弾でしか壊せない建材で船を作る必要になる
また船にアイテムがブロック化すると船がブロックに引っ掛かり動かなくなる
水落ちるアニメーションが頻繁に止まるため落ちてる水に船が触れると水に引っ掛かって動けなくなる
船が動かなくなるとやたら出てくる文章がふねがうまっている
ストーリーはあるが寄り道なしの一本道で鍵を手に入れる、石像に触れて作るものが増えるの繰り返し
石像の位置はマップに表示されるけど、鍵の位置は表示されない
(大抵暗い水の底や溶岩の中や伐っても伐ってもにょきにょき生える茨の奥にある)
ボスは小さく作った船に大砲撃たせるというファンネルみたいな使い方すれば余裕で倒せる
空飛ぶ島ラピュータはこのままだと墜落してしまう→私に任せて!!
いよいよラピュータが落ちるぞ→任せてって言ったけど何も考えてませんでした!!
何も考えてないけどなんとかなるさ→なんとかなりました!!
こんな感じのシナリオ
協力プレイはあるけどアドホックのみなのでボッチに優しくない
【まとめ】
このゲームは悪いところが多いので、特にゲームとして目立つ酷い部分をピックアップして書きました
アプデ内容は>>166に書いたんで参照してください
正直2000円にしてもやることが無さすぎるゲーム、というか開発費7000万貰ってこの出来である
同じサンドボックスゲームとしてはマイクラやテラリアが同じほぼ値段で買えるため余計にクソ 
}}
また船を作るメインアイテムである船板や船飾りや帆は炎や溶岩に触れると燃えてしまう上に
敵の船からの攻撃で壊されてしまうので作った船を壊されたくない場合燃えず砲弾でも壊れないブロックで船を囲まなければならない
またこのブロックは爆弾のみでしか破壊出来ないため、爆弾が作れない内は船は壊され燃やされ放題であり
爆弾を作れる様になっても間違えてブロックを置いてしまった場合、壊したくないブロックごと爆弾で吹き飛ばす事になり失敗した時の細かな修正が難しい

**選評案その2 補足 [#g76c1862]
#aapro{{
【変更点】 
若干ダメージ食らった後の無敵時間が増えた 
水のアニメーションが制止して落ちてる水に船が埋まるって脱出不能って状況は少なくなった 
(脱出可能になっただけで相変わらず水に突っ込めば船が埋まる) 
石と骨のハンマーの耐久値上がったけどダイヤの剣が作れるならやっぱ要らない子 
グリフォンの発生頻度と竜巻の当たり判定の調整 
(発生頻度は確かに下がったけど船で長距離移動すると相変わらず2~3匹に絡まれる) 
操作が若干向上、アナログスティック上を押してうっかり真上の土ブロック破壊とかは無くなった 
(でも真上にブロックは置けないし、真下のブロック破壊不可で真上の場合は土以外のブロック破壊不可) 
アイテムのストックが一枠99個になった 
(工具や武器は相変わらず一枠一個しかストック出来ない) 
落下中のアイテムも拾えるようになった 
落ちたアイテムのブロック化の時間が遅くなった 
協力プレイに新しいクエストが一個追加 
(インフラはやっぱり追加されずアドホック限定) 
【まとめ】 
多少はマシになったけど面白くなったかと言えばコメントに困るようなアプデ、ストレスが減ったのは確か 
相変わらず船は埋まるし、簡単に燃えるしで結局高さ3マスプロペラ2つの板に行き着いちゃう 
水源利用してにょきにょき伸びてく木を眺めてるのは楽しいよ 
また船にブロックが落ちてきて再配置された場合、ブロックに引っ掛かり船が一切動かなくなる仕様で
敵に船を壊される→壊れたアイテムが船の何処かで再配置→船が行動不能や
敵が船の中に入ってきた為攻撃→一緒に船のブロックを壊す→壊れたブロックが再配置され船が行動不能
といった現象が多発する
また流水に船が突っ込んだ時も水に船が引っ掛かり行動不能になる為大きい船はそれだけ行動不能になりやすくなる
船を大きくしても防御力が上がるといったシステムは無い

また鉱石を掘るハンマーはダイヤの剣が作れる様になると存在意味が喪失する
ダイヤの剣はどの工具よりも頑丈で雑魚なら一撃で倒せる上にハンマーで壊せるブロックは全て壊せてしまう
材料も敵の船を襲えば揃ってしまうので作るのも簡単

また前述の通り湧き潰しが出来ない為高所での作業中敵からの攻撃で落下、そのまま転落死といった事も多々ある

まとめ
兎に角アクションとしてもRPGとしてもサンドボックスとしても褒める箇所がない
シナリオもあるにはあるが誘拐された弟を助けたら世界の命運を託されてしまい、取り敢えず行動してたらなにも考え得なかったけど世界は救われハッピーエンドで終了な為達成感がまるで無い
シナリオでアクションは単調で自由に物も作れないと言った負の大三角形によりただえさえつまらないゲームが余計につまらなくなっている

運営の対応もTwitterでゲームの要望を求める呟きをするも、フォーラムが無いから何処に要望出せばいいかとの質問に対しては無視を決め込み好意的な意見にしか反応していない


※文中にあった具体例

186 名前: ◆Ko/dqnDkt. @転載は禁止[sage] 投稿日:2016/01/11(月) 02:01:59.11 

ID:vg99b1h30 [10/24]
そうだな、真下にブロックが置けないから横一マス、縦四マスの穴を掘る場合

  人
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■■■■■
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  ↓

  人■■
  ■■■
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  ↓

   ■■
   ■■
 人 ■■
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  ↓

人  ■■
■  ■■
■■ ■■
■■ ■■

  ↓

 人
■■ ■■
■■ ■■
■■ ■■
■■ ■■

ってな具合な作業になるんだわ

188 名前: ◆Ko/dqnDkt. @転載は禁止[sage] 投稿日:2016/01/11(月) 02:16:17.16 

ID:vg99b1h30 [11/24]
トンネルの場合、一マスの窪みを埋める為に

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          人
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       ↓
          ここまで天井のブロック取って
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          人 
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     ↓
         
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          人
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たった一マス埋める作業でこの労力なんだ
当然破壊不能なブロックもあるわけだから場所によっては埋め立て不可だし
爆弾で壊せるブロックだったとしても爆風で他のブロックまで吹き飛ぶしで散々だぞ

198 返信: ◆Ko/dqnDkt. @転載は禁止[sage] 投稿日:2016/01/11(月) 02:35:37.69 

ID:vg99b1h30 [12/24]
>>189
わかった、じゃあこれで説明しよう
■が爆弾でしか壊せないブロックで※が普通に破壊可能なブロックだとする

■■ ■■
■  ■■
  ■■■
■■■■■ こういう出入口を作ったとする

■■ ■■
■ ※■■
  ■■■ 何かの拍子で破壊可能なブロックが落ちてきてここで再配置されると
■■■■■ この一つのブロックを壊すために態々爆弾作って上のブロック全て吹き飛ば

す必要がある

205 名前: ◆Ko/dqnDkt. @転載は禁止[sage] 投稿日:2016/01/11(月) 02:56:22.30 

ID:vg99b1h30 [13/24]
更に例を出してやろう
■を破壊不能ブロックとする、&を梯子だとする
   人
■■&■■
■■&■■

   人
■■ ■■ 一段目に置いた梯子は回収出来るが二段目以降は回収不可能
■■&■■ どうしても回収したいならやはり隙間に爆弾放り投げて吹き飛ばすしかない
}}