[[2012年 次点]]

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*概要 [#w28e34e7]
|名称|キミカレ〜新学期〜|[[http://ec2.images-amazon.com/images/I/51kwyMZxU6L._SL500_AA300_.jpg>http://www.amazon.co.jp/dp/B007ZLE6SO/]]|
|名称|キミカレ〜新学期〜|[[http://ec2.images-amazon.com/images/I/51kwyMZxU6L._SL250_.jpg>http://www.amazon.co.jp/dp/B007ZLE6SO/]]|
|ジャンル|恋愛ADV|~|
|対応機種|PSP|~|
|発売元|オトメイト(アイディアファクトリー)|~|
|開発元|オトメイト(原案:ウインライト)|~|
|発売日|2012年7月19日|~|
|価格|限定版:8,190円(税込)|~|
|~|通常版:6,090円(税込)|~|
|対象年齢|CERO:C(15歳以上対象)|~|


-[[公式サイト>http://www.otomate.jp/kimikare_psp/]]



*参考動画 [#kede57e7]
-[[PV>http://www.youtube.com/watch?v=Tsf6hsD-NzM]] 

*要点 [#ka02391c]
-2010年にウインライトが携帯電話で配信したソーシャルゲーム「君とナイショの・・・・・・今日から彼氏」を原作にIFの乙女ゲーム専門レーベル・オトメイトが~
PSP用ソフトとして移植したもの。~
-ソーシャルゲームそのままの移植によるぶつ切りシナリオ、プレイヤーをイラつかせる仕様に加え立ち絵背景関連のバグや追加要素の薄さ等、~
この系統の移植における糞要素を手堅く抑えた内容。~
--この内容から乙女版KOTYでは選評が出て話題作入りとなり、有力候補の一つに挙げられた。
--携帯版では年明けになってから乙女版KOTYの情報を受けた形で数名が特攻したことからスレ内で名前が上がり始め選評が届いた。

 

*選評 [#tdbf8413]
**選評案その1 [#fd28790a]
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乙女ゲームといえば「天下一★戦国Lovers DS」が2010年にノミネートされたのが記憶に新しいが 
今回も携帯電話ゲームの移植作がKOTYの門を叩いた。 
その名は「キミカレ 〜新学期〜」 

原作は携帯電話で配信されたソーシャルゲーム「君とナイショの・・・・・・今日から彼氏」 
ある日突然7人のイケメンから時間や場所は違えども大体同時期に告白されるところから始まる。 
シチュエーションもさることながら、とあるキャラの告白理由も「転校してきてあまり 
話したことがないけど、近所に引っ越してきたから好きだ(大体原文ママ)」といった 
電波っぷりを発揮する。 
ストーリーも携帯電話乙女ゲーム特有のぶつ切りで、ミニゲームの試験が終わった直後に 
攻略キャラとのテスト勉強イベントが発生したり、ついさっきまで主人公と話していたのに、 
瞬間移動でもしたのかいつの間にか別の場所で別のキャラと話していたりと矛盾がある。 
ミニゲームの試験も、まだ攻略していないキャラのネタバレを容赦なくしてくるのでネタバレ 
を嫌う人には注意が必要だ。 
またEDまで進めても告白理由を掘り下げることはないのでわからないまま終わる。 

システムについて 
スキップやオートといった基本的な機能は搭載しているが、選択肢前のセリフではスキップが必ず止まり、 
その上ボイスを最後まで聞かないとボタン操作さえ反応してくれないというある意味すごいもの。 
ボイスをOFFにすれば飛ばせるだろうと思っても肝心のボイスON・OFF機能は搭載していない。 
選択肢では時限制のものがあるが、それは単に制限時間が0になるとカーソルがあわせてある選択肢を 
勝手に選ぶだけで、「何も選ばなかった場合の選択肢」というものは存在しない。 
また、攻略キャラの好感度を十分に上げているのに試験の結果がよくなかったからBADENDに 
なったりもする。 
いい雰囲気だった攻略キャラが終盤で主人公に改めて告白→その後その攻略キャラからメールが届く→ 
「遠距離は無理なんで彼氏の件は白紙にするわ(大体ry)」→BADEND 
といった風に人生の厳しさも教えてくれる。

だがこの作品のすごいところは他にある。 
それはバグの多さ。 
ゲーム内で雨が降ると室内に場所が変わっても振り続け、イベントスチルが表示されても止まないバグ。 
立ち絵が分身して現れるバグ。 
立ち絵の服装指定ミスで校内にいるのに私服であったり、こちらに近づくと制服→離れると私服に変わる 
といったバグ。 
某修羅の国のゲームのように攻略キャラの後ろに背後霊のように立っているバグ。 
イベントスチルに影絵のように立ち絵が表示されスチルの全体が見れないバグなど多々あり、デバッグの 
大切さをこれでもかと教えてくれた。 

「天下一★戦国Lovers DS」でも何かと話題を呼んだが今作もなかなかものだった。 
やはり携帯電話ゲームではコンシューマの常識が通用しないのか。 
ちなみにバグについて公式からの回答は現在もないままである。 


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