2009年 次点

概要

名称犬神家の一族http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2-13305881-%E7%8A%AC%E7%A5%9E%E5%AE%B6%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%97%8F/dp/B001IDYN92/ref=pd_sim_vg_7 [外部リンク]
ジャンル推理アドベンチャー
対応機種ニンテンドーDS
メーカー株式会社フロム・ソフトウェア
発売日2009年1月29日
価格5,040円(税込)
対象年齢CERO:C(15才以上対象)

要点

選評

選評案1

ここ数年、「糞は出ない」のジンクスが破られて大量発生しているADVに
さらにノミネート級のクソゲーが投下された。
フロム・ソフトウェアから発売された「犬神家の一族」である。

DS推理ゲームによくある「移動」や「タッチ調査」などは一切なく、
ボタンで進む会話中に、手がかりを投げつけるだけ。
通常会話と重要会話の概念もなく、相手が話している途中であればいつでも使用できる。
シーンの移動や場所移動まで、すべてボタンだけで進む。
おまけに、ほとんどの分岐には「推理力」など関係なく起こり
分岐した場合は大抵ゲームオーバーになってしまう。

難しい、と思われるかもしれないが心配いらない。
そんな時のために、「金田一の頭をタッチペンでポリポリかく」という斬新な推理システムがある。
10〜20秒かき続けることでヒントが現れ、どの手がかりを投げればいいかが分かる。
そこには、もはや推理の必要性はまったくない。
おまけのクロスワードや虫喰い算が、一番頭を使うというのは皮肉である。
クリアまで、およそ4時間程度だが、そのほとんどがボタン連打で
プレイにメリハリが全くないため、これ以上はやってられないと思うだろう。

見た人は犯人も動機もわかってしまうのに、
年末の原作テレビでCMをやっているのも謎であった。

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