2012年 次点

概要

名称NEWラブプラスhttp://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88-NEW%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9-%E9%80%9A%E5%B8%B8%E7%89%88/dp/B004K6L0FY [外部リンク]
ジャンル恋愛シミュレーション
対応機種3DS
発売元コナミデジタルエンタテインメント
開発元コナミデジタルエンタテインメント
発売日2012年2月14日
価格通常版:6980円(税込)
2冊セット(ソフト+画集2冊):9,980円(税込)
本体同梱版(3DS本体+ソフト):23,980円(税込)
本体同梱版2冊セット (3DS本体+ソフト+画集2冊):26,980円(税込)
コンプリートセット (3DS本体+ソフト+画集4冊+CD) :33,850円(税込)
対象年齢CERO:C(15歳以上対象)

関連動画

要点

選評

スレPart3>>50

3DSで発売されたNEWラブプラス。

2012年2月14日(火)に発売されたこのゲーム。
いくつか問題を抱えている。
ここで問題と言ってるのはそれがバグなのか仕様なのか分からない状態なのがいくつもあるからだ。

問題点を言うまでにラブプラスを知らない方に簡単に説明をする。
ラブプラスはこれまでのギャルゲーとは違い、知り合い仲良くなって恋人になって終わりというゲームではない。
友達パートがあり、そこで知りあっていくつかイベントを行い恋人になるという所もあるのだが。
このゲームはその恋人になってからが新のスタートである。
つまり友達になって恋人になるまではプロローグであり、チュートリアルとも言える。

さて、ここで私の体験した問題点を紹介します。

51 :枯れた名無しの水平思考:2012/02/27(月) 20:28:39.58 ID:lPw67m0H0
1:全体的にもっさり。
このゲームはテキストアドベンチャーと同じでテキストと絵のみしかない。
カノジョは3Dモデリングされており台詞はフルボイスである。
が。
ソフトと起動するまでに待たされ、スケジュールを組むにも待たされ、セーブするのにも待たされる。
ちなみに私が携帯のストップウォッチ機能を使って調べた結果。
ソフトを起動してから最初の操作が出来るまで:約32秒
スケジュールボタンを押してから選択可能になるまで:約9秒
スケジュールが実行されてから結果画面が出るまで:約5秒
セーブしてから戻るまで:合計:約17秒
など。

なおこれらは縦持ちをして通信機能を切れば若干は改善されるのだが、縦持ちにすると3D機能は自動的に切れる。
そもそもタッチ画面の方にカノジョが現れるので3Dの意味が無いとも言えるが、それなら3DSにした意味も無くなるのは私だけだろうか。

52 :枯れた名無しの水平思考:2012/02/27(月) 20:30:02.15 ID:VciuS1eG0
しえん

53 :枯れた名無しの水平思考:2012/02/27(月) 20:30:25.82 ID:lPw67m0H0
2:スキンシップでの色々と意味不明な問題
このゲームでの一番重要な部分と言っても過言ではないぐらいのカノジョとのスキンシップ。
うまくスキンシップ出来るとキスカウントゲージが貯まっていき、満タンになるとハートが1つ溜まる。
これは最大5個まで溜める事が可能で、このハートの回数分カノジョとキスをする事が出来る。
恋人同士ならば当然な行為をゲーム化してるとも言えるが、今回はここにも問題がある。

まずはスキンシップをする前に人目というのがある。
これは携帯の電波状況みたいに人型が3人分ありもちろん多いほど人目があるという状況になっている。
これは繁華街等人が多い所では当然人目もあるし、そうで無い所は少ないというのを現しているのだが。
しかしこの人目は常に固定という訳でもないので、タイミングさえ合えば繁華街だろうが学校の廊下だろうが平気でイチャつける。
これだけなら、まだ”たまたま人が少なくなった”とか”人目の少ない所にいた”とかも考えられるのだが。
問題は学校の屋上やカノジョの部屋にもこの人目があるのだ。
もちろん普通は人目なんて無いはずのこの場所でも、普通に人目が存在している。
カノジョの部屋という個室で人目とは・・・

54 :枯れた名無しの水平思考:2012/02/27(月) 20:31:43.21 ID:lPw67m0H0
そしてそんな人目を切り抜けてスキンシップになっても油断は出来ない。
何故ならタッチの反応が悪い。
タッチしたりスライドしたりとかしてるのに、反応したりしなかったりは当たり前で上手くスキンシップが出来ない。
また反応したとしても画面の反応とゲージの反応が一致してない事もあるのだ。
スライド時には良い順に黄色→赤→橙→桃→緑→青と寒色系に近づくにすれ悪い反応となっている。
だが、実際には青色でもゲージが上がることもあれば黄色で喜んでるはずなのにゲージが下がる事もある。
完全に逆という訳でもなく、単に画面の反応とゲージが一致していないのだ。
はたしてこれで気持ちよくスキンシップ出来ると言えるのだろうか?

予断だが公式はこの件に関して

Q.スキンシップの判定について教えてください

A.スライド入力後に判定が表示される為、ハートが出た後にスライドの線の色が変わります。
  その為キスカウントゲージが上がる際の色が赤と青でずれが生じる場合があります。
  また、ピンクのハートマークが出たのにゲージが下がることもありますが、
  判定とゲージの変化は別判定となる為、カノジョが嫌がってもムードが上がることもあります。

http://www.faq.konami.co.jp/EokpControl?&tid=47438&event=FE0006 [外部リンク]

と答えている。
憶測だが仕様と言いきってるかのようだ。

あと、ちなみにこのゲームでどれだけスキンシップやキスが重要なのかは担当声優が「キスシーンだけで100ページあって一日中ずっと収録していた」というエピソードがあるぐらいは重要だと思います。

55 :枯れた名無しの水平思考:2012/02/27(月) 20:33:44.50 ID:lPw67m0H0
3:他にも細かい問題がちらほら
ここからは直接的な影響は小さい、もしくは私は合っていない問題です。
なのでここから先は”こういう報告もありました”程度の認識でいてくれるとありがたいです。

私の体験した問題
・青春の1ページがプチ夢に
これは説明書に「恋人パートになってから特定の日付になると、ドラマティックな物語が見れる」となってますが。
実は夜9時をスリープモードで跨いで”寝る”コマンドを選択すると必ず出てくる。
その時の青春の1ページはプチ夢イベントとなっているが、この内容が意味不明。
突然奇声を発したり、日本語でおkな事を喋ったりしている。
夢だから意味不明でしょ?って事なのだろうか?それなら普通にサービス的な色気的な夢とか女王様な夢とかそっちの方が良かったのでは?

ちなみにこれは違う人ですが問題の動画。
http://www.youtube.com/watch?v=TaV1k6d5lGk [外部リンク]

また体験していないのですと。
・過去スケジュールチェックで強制ペットショップ→公園の本ゲット→アイテム欄に何もなし
http://www.youtube.com/watch?v=pMBhqxxGSC [外部リンク]

・カノジョ融合
http://www.youtube.com/watch?v=CiPBnrvg9us [外部リンク]

・スケジュールが前日からスライド、当日入力不能
http://www.youtube.com/watch?v=XKIUb1orMPQ [外部リンク]

・プレゼント購入不能
http://www.youtube.com/watch?v=xG4Z3Ak3ATc [外部リンク]

などなど。

また私は凛子をカノジョとしてプレイしていますが、寧々さんだと友達からの合計日数が270〜300日くらいで登下校時の会話が「有機野菜に虫がついてて野菜に触るのを躊躇しちゃう」としか言わないとか。
愛花だと読書感想イベントで読んでる本が愛花が表紙にもなってるコラボ先では無く違う本だったりと。
まさに何処までが不具合によるバグで、何処までが仕様なのかが分からない状態。

このように、普通に進めるのにも動きがもっさり。
肝心なカノジョとのキスも、その前のスキンシップが問題。
と残念ながら楽しむ邪魔があちこちにちりばめております。
なおこのゲームを褒めるとしたら、3DSの画面で見れる綺麗なカノジョと声優ぐらいでしょうか。








スレPart3>>103

2月14日、バレンタイン。リア充爆発しろという怨嗟の声が漂う日。


だが日本全国のラブプラス民は今日という日を心待ちにしていた。


3DS「NEWラブプラス」発売日である。グラフィックを一新し、

より美しくなった彼女たちを迎えるプレイヤーたちが、その数時間後には

嘆きのあまり修羅と化すとは誰が予想しただろうか。


「ラブプラス」とはコナミがときメモに代わる新たなギャルゲーとして

世に送り出したコミュニケーションゲームである。

やや古風キャラクターながらも丁寧なモーションやシナリオ、設定などで

熱狂的なファンが生まれた中毒性の高いギャルゲーである。

その中毒性は

「ラブプラスとコンビニがあれば生きていける」

「ラブプラスは現実」

といった名言が生まれたことからもうかがい知ることができるだろう。

本作「NEWラブプラス」はシリーズ三作目となる作品である。

本シリーズは他のゲームと違い、キャラクターは前作から一切変わらず、

細かなストーリーや会話・イベントが追加して作品を「進化」させていく所が特徴である。

ハードを3DSへと移し、「正統進化」という前評判であった本作であったが、蓋を開けてみれば進化したのはまったく別の要素であった。


【起動・処理】

NEWラブプラス(以下NLPと省略)をプレイした際にまず最初に感じるのはその処理の遅さにあるだろう。

本作は毎日続けてプレイすることを想定したゲームである。

本作のメインモードであるリアルタイムモード(24時間連動モード)で一日に行う基本的な流れは以下の通りである。


一日のスケジュールを4コマ入力→時間経過で1コマずつ結果が出され、それを確認する



寝るコマンドを押して翌朝5時以降再びスケジュールの入力を行う。
この間に彼女であるキャラクターからのメールを読み、返信をしたり、
ToDoと呼ばれるクエストを遂行したりする。ではこの一連の入力、実行にかかる処理・待機時間はどのくらいだろうか?
まずソフトを起動すると違法アップロードや配信についての警告文とロゴが現れる。
当然これはスキップができず、ホワイトアウトを含めて起動画面にまで到達するまで30秒は待たされる。
そこからセーブデータを選択し、メニュー画面が表示されるまでは約15秒、
そこからスケジュールボタンをタッチして入力可能となるまで5秒以上かかる。
オートボタンをオンにしていれば一日の終わりに4コマ分のリザルトを全て見ることになるが、1コマにかかるリザルトは13秒。
一切なんのイベントが無くとも4コマで40秒以上はかかる計算であるが、彼女との登下校イベントや行動の選択を含めれば4コマ分の処理にかかる時間は3分以上。
しかもこれはすべて強制であるため、見たいリザルトだけという選択はできない。
加えてほぼ全ての入力操作にラグがあるためにそのストレスは増すばかりである。
彼女から日に最低3通は送られてくるメールを見るのにも画面を2回切り変えて7秒かかり、
メニュー画面に戻ると一瞬で彼女からの返信メールがくるために再度同じ時間をかけて
そのメールを読む作業を行わなければならない。どれも5秒や10秒といった短いローディングではあるが、
何か入力するたびにこのローディングが挟まれるため大変もどかしい思いをしなければならない。
友達パートと呼ばれるADVパートをプレイする際もこの細々とした処理時間は変わらず、なおかつ一連の流れを連続して行わなければならない。
このため、友達パートの時点であまりの遅さに嫌気がさして投げ出してしまうプレイヤーも存在した。
(更に初回は最低でも20分以上かかる追加データの作成をしなければならない)
【不具合】
決して良好なプレイ環境ではないNLPであるが、さらに問題となったのはそのバグの多さである。有料引き継ぎツールを使った場合のバグが多く報告され、発売日から問題となっていた。
しかし本作からはじめた新規プレイヤーであっても相当数のバグに遭遇することになる。
リアルタイムモードで朝5時をまたいでプレイするとスケジュールが入力できなくなる
「スケジュールバグ」、
彼女が同じ内容の会話しかしなくなる「有機野菜ループ」(姉ヶ崎寧々)「ドキドキループ」(小早川凛子)、
パスワード入力したリッチ(ゲーム内通貨)が反映されないまま消滅する「リッチの異界送り」、
彼女が誘ってきていても自動的にスキンシップが強制終了する「今はやめておこう…」、
一部アイテムが購入できなくなる呪いのアイテム「カノジョへの気持ち」など、
進行に関わる重大な不具合を数えただけでも両手の指が足りないほどである。
バグだけではなくフリーズも頻繁に起こり、「プロフィール登録画面」「名刺編集画面」
「モード移行中」「彼女からの電話をとる」「ミニゲームプレイ中」「勉強会のご褒美ティータイム後」「寝る実行後」「彼女からの呼び出し電話で時間をする」など多岐にわたる。
更に小クエストのToDoは十分なフラグ管理ができていないのか、買い物をするToDoで何も買えない、
別のToDoに強制上書きされてしまって実行できない等細かな不具合が相次いでいる。
これらはリアルタイムで進行するイベントが絡んでおり、一年を通していつバグが発生するかわからない不安と、頻発するフリーズに緊張しながらプレイをしていくこととなる。
また、彼女となるキャラの一人である姉ヶ崎寧々から送られてくるメールは
「ふふ、ちゃんと授業も聞きます」
という同じ文章を三度繰り返すだけの電波なものであったり、一行目と二行目にまったく関連性がない支離滅裂なものが届き、キャラクターの印象を悪化させてしまっている。
【スキンシップ】
本作はタッチペンで彼女をなでたりつついたりすることで、彼女の気持ちを高めてキスをするというスキンシップが重要な要素となっている。
うまく彼女の気持ちを高めるためのスキンシップは、人目ゲージと呼ばれるゲージを常に監視しながらそのゲージにあわせたスキンシップを行う必要がある。
人目が多い時にはつつく動作、人目ゲージが少なくなった時はなでるなどの動作を行うのが
基本とされている。
しかしこの人目ゲージは至る所に存在し、自分の部屋ですら(主人公は一人暮らしという設定)人目ゲージが存在する。
また、彼女が「家に誰もいないから」と言って招待してくれるのだが、それでもやはり人目ゲージがばっちり存在している。
姿なき視線に監視されながらのスキンシップであるが、その難易度は音ゲー並にシビアである。
人目ゲージの上下によって「つつく」と「なでる」の正否判定が反転するのだが、
その瞬間の判定がシビアなため一瞬でも遅れると「最低っ!」「やめてよ!」といった声優による「本気の拒否ボイス」を聞かされる破目になる。
スキンシップをしすぎても、この拒否ボイスを聞かされるため、喘ぎ声→拒否→喘ぎ声…
という意味不明な状態を続けなければならない。
スキンシップの正否判定表示は色によって正否がわかるようになっているが、正しく表示されることは少ないためほとんど参考にならない。
人目ゲージが最大になった瞬間にひたすら画面を高速連打するのが最も効率の良いスキンシップ方法であるため、プレイヤーの間では「北斗神拳」とも呼ばれている。
【コラボレーション】
本作では講談社とのコラボレーションで、モンゴメリの「赤毛のアン」、京極夏彦の「魍魎の匣」、辻村深月の「ぼくのメジャースプーン」をゲーム内で読むというイベントが
発生する。これらはゲーム内には収録されておらず、実際に本を購入して一緒に読んでいくと言ったイベントである。
それぞれラブプラスのキャラクターをあしらった特別カバー版が出版され話題となった。
しかしこの中の一冊「赤毛のアン」が、ゲーム内とコラボ本とで異なっているということが発覚した。
講談社からコラボで発売されたのは掛川恭子訳の「完訳クラシック赤毛のアン(1)」であるが、ゲーム内での発言は村岡花子訳「赤毛のアン」からのものである。
両者は登場人物や名前表記、章立てが異なっており、ページ数もゲーム内360ページ、
コラボ本544ページとかなり差がある。
現在コナミ、講談社共にプレイヤーが問い合わせをしている段階だが、コラボレーションですら本を間違えたままテキストを作成するという非常に雑な作りになっている。
他にも京極夏彦の「魍魎の匣」はキャラクター(現時点では姉ヶ崎寧々)が
「分厚すぎて、買うだけで満足して読んでない」
「(登場人物の一人が)気持ち悪くてもう嫌」
など批判的なコメントをよくするため、コラボ先に失礼ではないかという声も挙がっている。
【総合】
前作、前々作で詰みあげてきた高評価と信頼を一気に裏切った今作は、
バグの山とフリーズの嵐に支配されることになった。
当てにならないどころかバグの把握もできていない公式FAQや充実したバグ情報がまとまっている攻略Wikiなどを駆使し、
コラボの間違いによる過剰出費についても「訳者の違いによる翻訳文学の比較研究である」と納得をし、数々の処理時間に耐えたとしよう。
しかしその先に待っているのはキャラクターが友達パートで語った設定と矛盾した言動をとったり、
スキンシップのたびに辛辣な言葉を投げかけられたり、逆にスキンシップが足りずに叱られたりといった理不尽さである。
パッケージ裏に書かれた「生活に、ほっとするカノジョをプラス。」はプレイヤーにストレスをプラスし、
「日々の生活に、そっとカノジョが元気をくれる」は毎日そっと追加されるバグ情報であり、
「やさしい新コミュニケーション」は北斗神拳もかくやという強引な連打行為であった。
これまで積み上げてきた信頼をゼロどころかマイナスにまで落とし、
バグをプラスした本作がプレイヤー与えた傷は深い。
これから一年間はバグと隣り合わせな日々であることは間違いないだろう。

選評改

スレPart7>>22(3/17日改定)
2月14日、バレンタイン。日本全国のラブプラス民が待ちに待った日、
3DS「NEWラブプラス」発売日である。グラフィックを一新し、
より美しくなった彼女たちを迎えるプレイヤーたちが、その数時間後には
嘆きのあまり修羅と化すとは誰が予想しただろうか。
だがそれは序章にしかすぎなかった。ラブプラスに対する愛を試される耐久戦が
この日幕を開けたのであった。
不具合・問題要素の多さにどこから手をつけたらいいのか分からない地雷原のため
それぞれを簡単に紹介しよう。
【起動・処理】
NEWラブプラス(以下NLPと省略)に触れてまず感じるのはその処理の重さである。
本作のメインモードであるリアルタイムモード(24時間連動)で一日に行う基本的な流れとそれに
かかる待機時間の一例は以下の通りである。
起動、違法アップロード配信などの警告文観賞後のホワイトアウト(30秒)
→セーブデータ選択、メニュー画面表示(15秒)
→スケジュールボタンから入力可能まで(5秒)
→1コマ分のリザルト(オート使用)完了(13秒)×4 ※見たいリザルトの選択は不可
更に彼女からのメールを読み、返信する、登下校をするなどにホワイトアウトが逐一さし込まれる。
加えてほぼ全ての入力操作にラグがあるためにそのストレスは増すばかりである。
何かを入力すたびにこのようなローディングが挟まれるが、友達パートやスキップモードはこれらの
一連の流れを連続して行わなければならないためストレスはリアルタイムモードの比ではない。
このため友達パートの時点で嫌気がさして投げ出してしまうプレイヤーも存在した。
【不具合】
今作は製品未満と行っても過言ではないバグの多さが問題となっている。
現在判明している新規・引き継ぎに関係なく発生しているバグは大小あわせて90を超える。
そのため全てのバグに一切遭遇せずにプレイすることは非常に難しく、説明書だけでは問題に
対処することは不可能だと言ってもいいだろう。
至る所に不具合があるためその全部を紹介する事は難しいため、進行に関わる不具合の一部を紹介しよう。
・0時〜5時にプレイし、そのまま5時をまたぐと当日のスケジュールが入力不可能になる
・8時にデートをすると必ずフリーズする
・彼女からの電話呼び出しに応え、時間をこちらが指定すると必ずフリーズする
・彼女が登校時に同じ内容の会話を繰り返す
・誕生日イベントに別のイベントが割り込み、見られなくなる
・実行できないToDo(小クエスト)が発生する
・自動的に「今はやめておこう…」とでてスキンシップが強制終了する
・勉強会の初回に全問正解できないとご褒美でフリーズする
・ラブプラスモードでのミニゲーム中はフリーズが高確率で発生する
これらの不具合のほとんどは発売1カ月まで不具合として公式には認められておらず、公式のFAQでは
「(ジャイロの不具合に対して)3DSを1回転させてください」
「日数の不具合はユーザーが一度でも本体時間の操作(時間のずれ修正も含む)をしたため」
「誕生日イベントが見られなかったのは17時〜21時までに起動しなかったため」
など、ユーザーに責任転嫁するような回答が続き、訓練された彼氏たちでも怒りを通り越して呆れ果てる具合であった。
ToDoアイコンを長押しすると意味不明な文が表示される不具合に対して
「お気にされませんようお願いいたします」
と返した一文は不具合対応を象徴する名文句ではないだろうか。
不具合報告スレでは「バグが無いのは警告文だけ」と言われるぐらい至る所にバグがあったが
警告文にもジャイロに関するバグが確認され、バグの無いところはない事態にまで進行した。
現在はコナミが公式に不具合を認め、謝罪文を掲載しているが、どこまで不具合を認めているのか
修正はされるのかなどの見通しは立っていない。
【リアルタイム連動イベント】
ラブプラスはリアルタイムで発生するイベント、記念日などが魅力の一つとなっている。
一年の様々なイベントを彼女と一緒に過ごすという連動性だが、ここにも不具合の罠が潜んでいた。
本作は12月の発売を再延期し(秋→12月)、2月14日に発売されたソフトである。
流通と入手の関係から当日に入手できない場合バレンタインデーが見られない可能性が発売日前から
不安に思われていたが救済イベントが存在するという公式のアナウンスが存在した。
(ただし当初は2月中と言われていたが、実際には2月21日までしか救済イベントが存在しないことが判明)
しかし問題はその対となるホワイトデーイベントで発生した。2月14日にバレンタインイベントを
見られなかった場合はホワイトデーイベントが発生しないのである。
バレンタイン救済組はホワイトデーも強制的に救済の簡易イベントになることが判明した。
しかしこのバレンタインイベントも他のキャラが介入する昼ドラの修羅場じみたものであったり、
ホワイトデーイベントも送ったプレゼントを開封してくれない、彼女が逃げ回る、彼氏(プレイヤー)が
逃げ回ってプレゼントを渡せないなどなどイベントの出来そのものも不快感を訴える声も少なくなかった。
年間のイベントに加え、重要な「誕生日イベント」にも不具合が存在する。
一年に一度しかないユーザーの誕生日を祝うイベントだが、17時から21時までにゲームを立ち上げなければ
このイベントは別のイベントが割り込み、見ることはできない。また見ることができてもロックをして
残すことができないため、社会人プレイヤーにとっては不親切な仕様が盛り込まれている。
不具合は現在ある程度出尽くしたが、リアルタイム連動イベントについてはまだ確認ができておらず
一年を通してイベント関連の不具合が発生すると予想されている。
【スキンシップ】
本作はタッチペンで彼女をなでたりつついたりすることで、彼女の気持ちを高めて
キスをするというスキンシップが重要な要素となっている。
うまく彼女の気持ちを高めるためのスキンシップは、人目ゲージと呼ばれるゲージを
常に監視しながらそのゲージにあわせたスキンシップを行う必要がある。
しかしこの人目ゲージは至る所に存在し、自分の部屋ですら(主人公は一人暮らしという設定)
人目ゲージが存在する。また、彼女が「家に誰もいないから」と言って招待してくれるのだが、
それでもやはり人目ゲージがばっちり存在している。
姿なき視線に監視されながらのスキンシップであるが、その難易度は音ゲー並にシビアである。
人目ゲージの上下によって「つつく」と「なでる」の正否判定が反転するのだが、
その瞬間の判定がシビアなため一瞬でも遅れると「最低っ!」「やめてよ!」といった声優による
「本気の拒否ボイス」を聞かされる破目になる。
スキンシップをしすぎても、この拒否ボイスを聞かされるため、喘ぎ声→拒否→喘ぎ声…
という意味不明な状態を続けなければならない。
スキンシップの正否判定表示は色によって正否がわかるようになっているが、正しく表示されることは
少ないためほとんど参考にならない。
人目ゲージがあるポイントになった瞬間にひたすら画面を高速連打する「北斗神拳」スタイルが
初期は効率的ともてはやされていたが、下腹部に頭部判定が存在することが判明後は
下腹部や胸部分をまさぐるというR-18もびっくりなスキンシップが定番となっている。
【総合】
前作、前々作で詰みあげてきた高評価と信頼を一気に裏切った今作は、バグの山とフリーズの嵐に
支配されることになった。不具合を除いてもその内容は全体的に雑さが見られる。
毎日午前0時キッカリのワン切り電話、1パターンしかない執拗な留守電、
ひたすら鳴り響く着信音(BGM扱いのためBGMOFFでは聞こえなくなる)、
デート予約すると毎日髪型変更のメール、何通返信しても全てに即返信→メニュートップからの再確認、
声を認識しない音声認識、クリアできないToDo、昼ドラのような修羅場シナリオ、
手をクロスするいただきます、謎の救済アイテム「カノジョへの気持ち」、
コラボした「赤毛のアン」の訳本を取り違えと無断引用などなど枚挙に暇がない。彼女のメールすらも
「ふふ、ちゃんと授業も聞きます。
 ふふ、ちゃんと授業も聞きます。
 ふふ、ちゃんと授業も聞きます。」
といった具合に整合性の取れていない雑なランダム選択文が送られてくるのであった。
恋は盲目というが、今作の出来に絶望したユーザーは数知れず、前作に回帰する者はまだ良い方で
そのまま「ラブプラス」というコンテンツから離れてしまった者も少なくない。
製品未満とさえ言われるものを販売したコナミの企業倫理が問われ、「ラブプラス」という
コンテンツが生き残るかどうかにまで発展している。

選評(3/21)

2012年2月14日。
恋人たちが愛を囁きあうこの日に、KONAMIはクリスマスから待ち侘びていたカレシ達のもとへカノジョを送り出した。
「NEWラブプラス」(通称NLP、バグプラス)の発売である。
発売日の延長。「3DSにできることが見つかる度に新しい機能を追加」などといった発言。撮影会しかない体験版。
今振り返ってみれば、確かにそれは探知できた地雷だったのかもしれない。
しかし、その地雷がここまでの破壊力であることなど、誰が予測出来ただろうか。
全く予測できていなかった筆者は、グラフィックが前に店頭で見た前作より随分綺麗になったのをきっかけに初ラブプラスとして本作を発売日に購入した。
いわゆる恋愛シミュレーションゲームというよりコミュニケーションを主体としたゲームのはずだが、
「下画面に出てくるタッチペンの軌跡の線の色が、暖色系であればgood、寒色系であればbadのはずなのに上画面のカノジョの反応と全くかみ合っていない」
「少しミスをしただけでカノジョから本気の拒否反応をされる、上手くいっててもあるポイントで必ず罵声が飛ぶがモーション的には喜んでいる」
「一番効率の良いキスゲージの上げ方は、人目を気にしつつ彼女の顔に痙攣連打を食らわせること、縦持ちの場合は股間をまさぐること」
「明らかにカノジョが乗り気なのに、即座にタッチしないだけで(今はやめておこう…)といってスキンシップを諦める主人公」
「一緒にゲーム中、突然話しかけてきて、即座に返答をしないと無視したと言って拗ねる」
などと、まともな恋人同士のコミュニケーションをさせる気はさらさらない。
だからといってシミュレーション部分が優れているかといえば、
「友達パートで朝が弱いと言っていたはずのカノジョがほぼ毎朝5時に留守電かメールをいれてくる」
「その留守電の内容も、特に用事はないがかけてみた、と毎回同じ言い回しで言われる」
「デートの予約を入れると毎日髪についてのメールが届く」
「キムチ鍋を二口で平らげる」
「素手で虚空をすくって腕に謎の物体を貼り付けながら飲物を「あーん」しようとする」
「鉄板の上にソースにしては明らかに大きすぎる水色の円筒形のものが乗っている(通称『鉄板お冷』)」
「ファストフード店で席に座って店員を呼んで注文する」
「人目がカノジョの部屋だろうが一人暮らしの自分の部屋だろうがある」
……このゲームはどこの世界のどんな人間をシミュレートしようとしているのだろうか。
ゲームの長所となるべきジャンルに関する要素がこれだけクソなのだから、それ以外の部分はもうダメダメである。
すれ違い通信のための名刺編集画面でフリーズ、寝るコマンドが出現しない、カノジョと一緒にゲーム中にカノジョがリセットボタンを押す。
季節イベントでは、バレンタインデーではカノジョが延々と誤解による嫉妬をし、ホワイトデーでは主人公が延々カノジョから逃げ回り、ホワイトデー当日の夜に「明日はホワイトデーだね」といった内容のメールが届く。
ここまででは、グラフィックが向上しさらに(外見は)綺麗になったカノジョの可愛さで相殺できる、と言い切れる猛者もいるだろう。
しかし、これまでのバグ/仕様群は、新規組かつプレイ初日からスレ及びwikiを読み、バグをなるべく回避していた筆者が踏んだ地雷群でしかない。
そう。このゲームの名を借りた地雷原には、前作までをやっていた熟練のカレシのみに発動する地雷と、不具合情報を集めないでプレイする者への地雷が多く埋められているのである。
これより先は、新参のカレシ達や歴戦のカレシ達の証言により判明した地雷群である。
5時を跨いでプレイするとスケジュールを入力できない。
7-9時台のデートで食事に誘うと移動でブラックアウトしフリーズ。勉強会のあとのご褒美でフリーズ。
カノジョが同じ内容の話題を繰り返す。ホワイトデーイベントが発生しない上にカノジョが音信不通になる。
プロフィール登録画面でフリーズ。ミニゲームのリセット後にフリーズ。
夢イベントが発生しない上に謎のメニューボタンを押すとフリーズ。
いつのまにか「カノジョへの気持ち」というアイテムが手元にあり所持しているとプレゼントを買えない。
回想すると実際やった行動と全く違う行動をしだす。
メールで同じ文面を三回繰り返す。カノジョがかまいたちの夜の登場人物の如く黒くなる。
彼女と一緒に読書するという講談社とのコラボイベントで、コラボ本と同じ表紙のグラフィックなのにカノジョは全く違う訳の本を読んでいる。
表紙は同じなのにやたら薄い本を読み、ことあるごとに読みにくいだの感情移入できないだのと本の内容を否定する。
フリーズに異常動作、イラつく行動の山。シリーズを愛顧してきたユーザにこそ愛の鞭という名のただの手痛い仕打ちをするとは、全くもってお見事である。
バグゲーに付き物なのは「バグさえなければ良ゲーなのでは」という意見だが、その点も万全だ。なぜなら、ほとんどのバグについて、KONAMIは「仕様」と言い張っているのだから。
「3DS本体を一回転(させれば直る)」「お気にされませんよう」などの迷言は、スレ住民を大いに盛り上げた。
3/13にようやくKONAMIが不具合を認めたが、仮に回収されバグらしいバグがあらかた直ったとしても、
そこにいるのは愛するカノジョではなく、すぐに不満を漏らし毎日電話攻めにしてストレスをカレシで発散するような悪女と、
口が悪く臆病者で勝手な行動ばかりするような感情移入のできない、ただプレイヤーと同姓同名なだけのチャラい主人公である。
リアルタイム連動イベントとともに日々発見されるバグは、一日一バグとも呼ばれ、wikiの不具合ページを埋めつくしていく。
元々地雷原であるのに加えイベント毎に爆弾が投下されゆく様は、まさしく戦場である。
本スレでは未だ変わり果てたカノジョを捨てきれぬ者たちが愛の行軍を続けているようだが、愚痴スレや不具合スレといった避難所で、被害者達が呻き声をあげているのも事実である。
生活に、ぞっとするバグをプラス。

バグ以外に焦点を当てた考察(4/9)

686 :NLP考察:2012/04/08(日) 23:52:36.86 ID:+0ZniJTz0
2012年2月14日
全国のカレシ達を絶望の渦中に陥れ、KOTYスレに旋風を巻き起こした「怪物」NEWラブプラス(以下NLP)の発売日である。
発売から間もなく、現在にいたるまでKOTYスレにはNLPに対する議論が絶えない。
現時点で文句無く最強の門番として君臨するNLPだが、その話題の多くが100を超えるバグによるものである。
それ故に対抗意見として寄せられる「バグさえなければ良ゲー」というバグゲーには付き物の見解。
本稿ではNLPは本当にバグさえなければ良ゲーなのかという部分を「仕様」の観点から考察していきたい。
バグの次に最も話題に上がる要素といえば「モッサリ」である。
モッサリの種類は大きく分けて3つ。
モッサリ1:彼女の動きがモッサリ
これは画面を縦、横と表示を切り替えた際に、横表示での彼女の動きが縦に比べて明らかにモッサリするというものだ。
特に背景の描写がポリゴンになる登下校、彼女の部屋では顕著で、セリフの音声に彼女の動きが遅れるほどである。
まず視界に訴えるギャルゲーにおいてこれは致命的で、特に「現実感」にこだわるラブプラスにおいてはカレシを「現実に引き戻す」という皮肉な効果を生み出している。
これらの原因については諸説あり、曰く横画面はキャラクターを2キャラ表示(下画面に彼女のシルエット)のため処理が重い。曰くNLPは本来機能しないはずのスリープ機能(万歩計)が働いているため処理が重い。曰く単にバグ。
バグかどうかについては、この現象はなにかトリガーが存在するわけでなく、すべてのユーザーが起動と同時に体感できるもので、やはり仕様ととらえるべきであろう。
モッサリ2:ユーザーインターフェースがモッサリ
その名の通りで全ての操作にモッサリがつきまとうのである。
メニューアイコンを選んで画面の動きがモッサリ。操作可能になるまでモッサリ。
そして無駄にクリック回数を求められるモッサリ。
いくつかの代表例としてリッチを手に入れる操作に9クリック(もちろん操作にはモッサリがつきまとう)
メールの返信内容を「決定」してから3クリック。彼女からの返信を見るために一度メイン画面に戻ってから受信画面を開き直す必要がある等、ユーザビリティの欠片も見受けられない仕様の数々がカレシたちの疲労感を高めるのに一役買っているのである。
モッサリ3:ロードがモッサリ
ロード長く頻繁に発生することもプレイ環境を悪化させる要因となっている。。
ニンテンドーHOMEから起動、操作可能になるまで30秒以上を要する。毎回画面が切り替わる度に5秒前後のロード、これは絵を表示するだけのギャルゲーにおいては異例といえる。
画面が切り替わっても彼女が話し出すまでにもロードが存在する。「間」を演出しているという考えもあるが、読み込みによるカクつきが確認できるので、やはりロードと考えるのが自然といえる。
これらのモッサリ仕様は、日常パートだけでなく、デートやイベントといった全ての要素に関る、最も重要な仕様の弊害であるといえる。
687 :NLP考察:2012/04/08(日) 23:53:08.11 ID:+0ZniJTz0
・上がらないカレシゲージ
デートをより良いものに演出するためにはカレシゲージを貯める作業が必須である。
これは普段のカレシたちの行動により増加していくもので、1日4コマあるスケジュールを入力していく仕組みだ。
しかし仕様変更で前作に比べゲージが貯まりにくく現実の時間と連動しているリアルタイムモードだけでは週末のデートで彼女を満足させる事は難しい。
更に前作でデートに必要な最大ハート(ゲージ一本分)数は8。対してNLPは20であり、難易度上昇に拍車をかけている。
その上NLPはリアルタイムイベントが豊富に起こってしまうのである。
ギャルゲーにおいてはご褒美となるイベントだがNLPではそうとも言えない。イベントが発生したコマはゲージが上昇しないのだ。
これにより輪をかけてゲージ獲得が困難となり、泣く泣く現実時間とリンクしないスキップモードでゲージ獲得に奔走するカレシが多く存在するのである。
・鬼畜仕様のリッチ制度
今作から加わったリッチというゲーム内通貨。これはカメラパーツ購入や彼女へのプレゼント、またはデートでの食事の際に必要になってくる。
これらアイテムの単価は様々で、数リッチ単位のものから高価なものでは500リッチといったものまである。
アイテムの数は非情に豊富で数百点に及び、1つ100リッチを超えるアイテムがゴロゴロするカメラパーツだけでも50点以上が存在する。
問題なのはこのリッチの収入源である。
リッチを手に入れる方法は3つ
・毎日1リッチ=5ゲームコインを2リッチ分
・毎週日曜日に親からの仕送り約20〜50リッチ
・現実の世界で購入するコラボグッズの付いてくるパスワードを入力する(各グッズ「1種類」につき100リッチ)
ご覧のとおり、リッチの収入源が必要支出に対して少なすぎるのである。
500リッチするアイテムを購入するのに毎日のリッチ収入だけで単純計算すると250日、しかも買うべきアイテムは他にも多数存在するのだ。
リッチ収入のめんどくささも捨ておけない。
毎日のリッチ収入は手動で行う必要がある。これはメイン画面からマイページを開いて行うのだが、毎回警告文や確認文をクリックさせられ、たった2リッチ手に入れるために9クリックをもっさり動作の元強制される。
コラボグッズは言わずもがな。
ちなみにバグの範疇になるので余談になるが、日曜の仕送りをもらうためには、社会人学生ともに最も夜ふかしのできる人口の多い土曜深夜12時以降はゲームをプレイしてはならず、その事実が明らかになるまでは、最大の収入源である仕送りを貰えないカレシが続出していた。
リッチをもらうためにはカレシの生活習慣も変える必要があるのだ。
688 :NLP考察:2012/04/08(日) 23:53:39.07 ID:+0ZniJTz0
・終わらないToDo
NLPにおけるミニクエスト的要素のToDo。
これは何かしらの条件で発生するイベントの「お使い」をクリアすることでTodoポイント(イラストや名刺アイテム開放に関わる)を得るというものだ。
例えば「噂のドーナツ買ってきて」「テスト勉強頑張るぞ」といった具合である。
しかしこれらの達成条件が絶妙である。
「〇〇してきて」系のイベントは
・街のスポット
・時間帯(現実の時間帯と連動したスケジュールコマ)
・天候
が完全に一致しないと達成できないのだ。しかも天候に関しては完全にランダムである。
その上マップを開くと吹き出しが出て街の人たちのヒントが表示されるのだがこれが全くのデタラメで、結局カレシたちは総当りで目的の場所を見つける必要がある。
「頑張るぞ」系は恐らくクリア不可能のクエストである。
クリア条件が不明のため仕様なのかバグなのか判断が難しいが、今のところ達成したカレシからの報告は上がっていない。
更に問題がある。
これらToDoは同時に複数発生するのだがそれらのどのTodoをこなすかを彼氏側が選べないのである。
Todoの中には彼女へのプレゼントの購入といった重要なものも含まれており、あるTodoを達成するために他のTodoが邪魔をするといったことも発生する。
・立ちふさがるデートスポット
NLPには多くのデートスポット(一人で行くためのスポットも含む)が存在する。
70以上あるスポットを解放するためには、そこに訪れることで上がっていくスポットレベルを上げていく必要がある。
スポットの中にはアイテムを販売する重要な施設もあり、これらの開放には複数のスポットレベルを上げる必要があるものも存在する。
しかしこれも一筋縄ではいかない。1つレベルを上げるのに、ランダム要素はあるが5回以上通う必要がある。
しかもスポットに出かけられるタイミングは平日で2回、休日で4回。しかしその回数を全て外出に使ってしまうのも考えものである。
なぜなら仕送りのリッチの収入を増加するためにはバイトや委員会活動を多くこなす必要があるのだ。それらには外出枠を潰して実行する必要がある。
更に休日にはNLPのメイン要素であるデートもある。
これらをこなしていくと必然的にスポットの開放には途方もない時間が必要となり、カレシの気持ちを挫く要因となっている。
以上が本稿におけるNLPの仕様の考察である。
もちろんその他にも多岐にわたり仕様の弊害は存在するが、それら細かいものも含めて考察していくと途方もない文字数が必要になるので、今回はメイン要素に関る部分に焦点を当てて取り上げてみた。
更に言うと公式でのアナウンスにおける「不具合」や「進行不能のバグ」として修正される可能性の低い部分であるとも思う。
今回の考察がKOTY選考の参考になれば幸いである。